唇のケアはしていますか?
唇は年齢が出やすい部分です。ケアをしないと、老け見えで「オバ唇」になってしまうかも……。
コスメコンシェルジュである筆者が、オバ唇になる原因と、簡単にできるリップケアの方法をご紹介します。
■唇の老化でオバ見え!?その原因とは
そもそも唇には皮脂腺がありません。そのため唇は水分を保つ力が弱く、乾燥しやすい部分なのです。
そこに加齢が加わるとさらに乾燥しやすくなり、縦ジワが目立つようになります。
また、唇は角層が薄いため、紫外線による影響を受けやすく、色素沈着をしてくすみの原因になります。唇を無意識に触ってしまう方は、その摩擦が色素沈着の原因にもなります。
唇も肌と同じく日々のケアが大切です。「唇をなめたり噛んだりしてしまう」「唇を無意識に触ってしまう」などの習慣がある方は、控えるようにしましょう。
■脱「オバ唇」のための簡単リップケア3選
唇は、マスクをする以外の方法では、隠すのが難しい部分です。
最近はマスクを外す機会も増えたことから、唇の見え方が気になる方も多くなったのではないでしょうか?
「リップケアは面倒」と思われるかもしれませんが、実は簡単にできる方法もあります。
継続しやすいリップケアを3つご紹介します。
(1)唇パックでしっとり保湿しよう
最近では「リップパック」というアイテムも販売されているので、気になる方はそちらを使ってもOKです。
「今持っているアイテムで唇パックをしたい」という方は、下記の方法をお試しください。
唇パックのやり方
(1)唇を清潔にします。
(2)お湯で温めたコットン・タオルなどを唇に当てます。
(3)リップクリーム・ワセリン・リップ美容液を、唇を覆うように、いつもより多めに塗布します。
(4)大き目にカットしたラップで唇を覆います。
(5)そのまま5分ほど放置します。
(6)放置後はラップを外して、気になるようなら軽くティッシュオフをしましょう。これでお手入れ完了です。
(2)唇のくすみケアで透明感を演出しよう
唇のくすみも「オバ唇」への入口になります。
くすみにも種類があります。それぞれのくすみに応じたケア方法をご紹介します。
汚れによる唇のくすみ
口紅などの色物がキレイに落ちていないと、くすみの原因になります。
そのため、クレンジングでメイクはきちんと落としましょう。
口紅を落とすときは、ポイントメイク落としがおすすめですよ。
古い角質による唇のくすみ
唇もターンオーバーをしますが、その周期が乱れると古い角質が唇の上にたまり、くすみの原因になります。
そんなときはリップスクラブを使うのがおすすめです。
ただ、唇はとてもデリケートなので「やさしく」が鉄則です! リップスクラブは週に1回程度にとどめておくのが良いでしょう。
紫外線による唇のくすみ
唇ももちろん日焼けをします。
そのため、日中はUV効果のあるリップで紫外線対策をするのがおすすめです。
普段からUV効果のあるリップを使うことで、保湿と紫外線対策が同時にできるので、1本持っていると便利ですよ。
(3)リップエクササイズで口角ケアをしよう
加齢とともに筋力が低下し、口角が下がるのも、「オバ唇」に見えてしまう原因のひとつです。
そのため、口まわりのエクササイズをして筋肉を動かしてあげることが大切です。
簡単にできるリップエクササイズをご紹介します。
リップエクササイズのやり方
(1)割りばしを用意し、口にくわえます。
(2)割りばしよりも口角が高くなるように、引き上げます。鏡を見ながら行いましょう。
(3)ゆっくりもとに戻します。
口まわりの筋肉を意識しながら行うのがポイントです。
またエクササイズと併用して、口の周りの筋肉をほぐすことも大切です。
順番としては、口まわりの筋肉をほぐしてからエクササイズをするのがおすすめですよ。
肌だけでなく、唇にとっても乾燥は大敵です。乾燥対策をしながら、ふっくらとやわらかそうな唇を目指しましょう。リップケアだけでなく、口呼吸や唇をなめるクセなど、生活習慣の改善も行うのがおすすめですよ。
(美容ライター/心理カウンセラー 北口 慈子)
【関連記事】
・顔がたるむ原因は実は●●!? たるみ解消のためにすべきこと
・たった2分で印象が変わる!ほうれい線解消マッサージ
・洗顔の●●を見直すだけ!40・50代の肌が若返る夏の洗顔
・ガサガサかかとが綺麗に!足元を若返らせる方法