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知らなきゃソン!?生で食べると実はおいしい野菜5つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

新鮮な野菜に、生でそのままかぶりつく。真夏の原風景が浮かんできそうな、おいしさあふれる瞬間ですが、トマトやキュウリなどを想像する方がほとんどではないでしょうか。あまり知られていませんが、生で食べるとおいしい野菜は、実はまだまだたくさん! そこで今回は料理研究家である筆者が、「案外知られていない生で食べるとおいしい野菜」5つをご紹介いたします。

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■1:ズッキーニ

きゅうりに見た目が似ているため、なんとなく生で食べられそうなズッキーニ。ご存知の方も多いと思いますが、実はカボチャの仲間です。そのため皮が固く、丸かじりするのには適していません。皮を剥いたあとに薄くスライスして、チップスのようにサラダに加える食べ方がオススメです。

■2:オクラ

納豆に加えたり、輪切りにして食べたりと、料理の主役から脇役までソツなくこなすオクラ。そのネバネバを存分に楽しみたい場合は、湯通しせずに、ぜひ生で食べましょう。外はシャキシャキ、中はネバネバと、他の食材にはない舌触りと風味が味わえます。

■3:ピーマン

独特の苦味と、それを引き立てる甘さが人気のピーマン。苦味が好きでない方は、きちんと洗い流して苦味成分を取り除くといいでしょう。でも、「あの苦味がいいんだよ!」という通なアナタは、生でそのまま食べることをオススメします。特に取れ立ての新鮮なピーマンは甘味が強く、ほんのりとした苦味を対照的に引き立てて、ピーマン本来の味を存分に楽しめます。

■4:カリフラワー

カリフラワーといえば、シャキシャキでホロホロな、あの独特の食感です。茹でて食べる方が多いですが、生でサラダなどに加えると、食感を存分に味わうことができます。ビタミンCが豊富なことで知られていますから、湯通しによってビタミンを流出させない生の方が、より健康的といえそうです。

■5:ナス

キュッキュッという独特の食感と、ほんのり苦いアクが特徴のナス。加熱して使われることがほとんどですが、生でも食べられます。ナス独特のアクが好きな方に、特に味わってほしい食べ方です。アクが強すぎるときは、水に浸すか、塩を振りかけましょう。お刺身にしたり、サラダに加えてもいいでしょう。

いかがでしたか? 野菜を生で食べると、本来の味を楽しむことができます。さらにお湯に栄養が溶け出すこともなく、健康的です。今回の記事を参考に、これまで食べたことのなかった野菜の生食に挑戦されてみてはいかがでしょうか。(料理研究家 オガワチエコ)

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