白髪を減らすためには、ヘッドマッサージやスカルプケアなどの方法がありますが、食材選びも大切です。
健康な髪を育てるための栄養素をきちんと摂りましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、白髪対策のためにおすすめの冬の食材についてご紹介します。
■白髪ケアのために摂りたい栄養素
血行が悪いと、髪に栄養が届きにくくなるため、健やかな髪が育ちません。白髪の原因のひとつに、血行不良からの冷えが挙げられます。
血行の改善に役立つビタミンEを含んだ食材を摂りましょう。
また、毛根にある毛母細胞の生まれ変わりをうながして毛髪の老化を防ぐ核酸や、髪のもとになるケラチンを作る亜鉛、そして頭皮の健康を保つ血液に必要な鉄を含んだ食材も欠かさないことです。
■白髪を減らすために食べるべき冬の食材4つ
(1)かぼちゃ
かぼちゃはビタミンEを含む食材です。
ビタミンEは脂質と一緒に料理すると吸収率が上がるので、素揚げやバター炒めにしていただくとよいでしょう。
(2)牡蠣
核酸を含む食材には牡蠣があります。冬が旬の牡蠣は、たくさんの野菜とともに鍋料理で食べるといいでしょう。
また、冷えを改善するしょうがを一緒に使った常備菜の作り置きもおすすめです。
牡蠣としょうがの佃煮
材料(作りやすい分量)
牡蠣(加熱用) 500g
しょうが 50g
料理酒 大さじ4
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
はちみつ 大さじ2
作り方
(1)牡蠣は洗って水気を切っておきます。
(2)しょうがは千切りにしておきます。
(3)鍋に料理酒、しょうゆ、みりん、はちみつ、(2)を入れて煮立たせます。
(4)(3)に(1)を入れて2分ほど煮ます。
(5)一度(4)の牡蠣を引き上げ、煮汁を1/3くらいになるまで煮詰めます。
(6)(5)に(4)の牡蠣を再度加えて2分ほど煮たら、火を止めて冷ませば完成です。
(3)ほたて
ほたてには亜鉛が含まれています。
亜鉛は不足しやすい成分と言われているので、比較的調理が簡単なほたてを活用しましょう。
亜鉛はビタミンAと一緒に摂ると吸収率がアップします。ビタミンAを含む紫蘇やにんじんと一緒にマリネなどの料理で食べるのがおすすめです。
(4)小松菜
鉄を含む食材と言えば、レバーが挙げられますが、秋から冬が旬の小松菜も鉄が摂れる食材です。
おひたしや鍋料理に、小松菜を加えて摂りましょう。
鉄はビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がるので、ビタミンCを多く含むじゃがいもと一緒に炒めて食べるとよいでしょう。
白髪を見つけると気が滅入ってしまいます。ですが、白髪の発見は食生活の見直しのサインでもあるといえます。若々しく、みずみずしく生きていくために、必要な栄養素をしっかり摂っていきましょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※白髪は予防できる?白髪のメカニズムと、頭皮の血流改善のコツを知ろう – 大正製薬
※冷えない体に 冷えと血行 – 大正製薬
※核酸 – わかさ生活
※ビタミンE – わかさ生活
※亜鉛 – わかさ生活
※鉄 – わかさ生活
※生姜 – わかさ生活
※亜鉛で筋トレ効率アップ!カラダ作りに効果的な摂り方は? – 江崎グリコ
※ビタミンA – わかさ生活
※ビタミンC – わかさ生活