加齢によって顔が間延びしたり、長くなったりしたと感じる方は、“中顔面(ちゅうがんめん)”を短く見せるメイクをするとよいでしょう。
そのカギとなるのが、「チークの使い方」です。
コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、-5歳見えするチークの使い方をご紹介します。
■加齢によって顔が間延びした印象に!?
“中顔面”とは、下まぶたから上唇までのことで、この距離がはなれていると顔が間延びした印象になりやすいです。
若い頃は中顔面の悩みがなかったのに加齢によって気になり出したという方は、「たるみ」が原因となっている可能性があります。
年齢を重ねるにつれ皮膚がたるんでいき、頬やフェイスラインが下がると、顔全体の重心が下がったような印象になりやすいのです。
■中顔面を短く見せるコツは、余白を埋めること
中顔面が長く見えるのは、顔の余白が広く感じられるためです。この余白を埋めるには、チークの塗り方を工夫しましょう。
チークで頬に広く赤みを与えることで、余白が埋まって顔が短く見えます。
淡いピンクやローズなどで、自然な血色感を与える
中顔面を短く見せるには、余白を埋めるくらい広範囲にチークを入れることが重要です。
濃い色のチークを使うと存在感が強くなりすぎるので、淡い色のチークをできるだけナチュラルに入れましょう。
おすすめのカラーは、ソフトなピンクやローズ系です。やわらかい印象で頬に血色感を与えることができます。
可愛らしい印象がお好みの方はピンク、上品な印象に仕上げたい方はローズを選んでみてください。
デイジードール パウダー ブラッシュ PK-02:ライラックピンク/DAISY DOLL by MARY QUANT
筆者が今回使用したアイテムは、こちら。透明感のあるピンクな頬に仕上がる人気のカラーです。
高密着パウダー配合で、毛穴落ちを防ぐ効果も期待できます。
(全8色 税込価格1,430円)
大きな三角形を作るイメージでチークを広く入れる
チークを入れるときは、まずブラシにチークを含ませて余分な粉を落とします。
そして、黒目の内側から下りて頬骨の高さにブラシを置き、フェイスラインに向けて真横にブラシをスライドさせるようにしてチークを入れましょう。
2〜3回ブラシを往復させたら、チークを入れた部分が大きな三角形になるようにイメージして、余白を埋めていきます。
チークは足さずに淡く広く入れることで、大胆な使い方をしても自然な印象になるでしょう。
ニュアンサーかハイライトでふっくら感をプラス
チークで余白を埋めた後に、“ニュアンサー”と呼ばれるほんのり色みを帯びたハイライトを重ねると、ふっくらとした立体感をプラスできます。
ニュアンサーがない方は、お手持ちのハイライトでもOKです。
ブラシにニュアンサーを含ませて余分な粉を落としたら、チークの起点とした部分より、やや内側にブラシを置きます。
そして、少し丸みをつけながら目尻から下りた頬骨のあたりまでブラシを動かしましょう。あまり外側まで入れず、内側よりに入れることで、頬のふっくら感を強調できます。
パールグロウニュアンサー N2 ライラックムード/セザンヌ
筆者が今回使用したアイテムは、こちら。チークと同じく、ライラック系のカラーです。
チークだけではむずかしい輝きによる立体感を演出できます。
(全2色 税込価格660円)
チークを塗る前後の画像を見てみましょう。BeforeよりもAfterの方が、中顔面が短く見えると思います。
ライラックピンクにより透明感と血色感が加わり、若々しい雰囲気もプラスされました。
簡単にできるメイクなので、ぜひ試してみてくださいね。
※各商品の情報は記事公開時のものです。
(コスメコンシェルジュ・美容ライター/古賀 令奈)
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【参考】
※デイジードール パウダー ブラッシュ – DAISY DOLL by MARY QUANT
※パールグロウニュアンサー – セザンヌ