一見ダイエットによさそうに思える食材が、意外に太りやすいというケースがあります。
逆効果になってしまっては困りますね。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、ダイエットのために気をつけたい食材&痩せやすくなる食べ方をご紹介します。
■「かくれ糖質」にご注意を!
各種のビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含む食材は、ダイエット中に摂りたいものです。
ですが、そんな栄養的にすぐれた食材であっても、実はかなりの糖質が含まれている場合もあります。
「ヘルシーだから」と量を摂り過ぎたり、高カロリーになる調理をしたりするのは控えておきましょう。
■意外に太っちゃう食材3つ
(1)かぼちゃ
かぼちゃは腸内環境を整える食物繊維や、冷えを和らげるビタミンE、むくみの予防・改善に役立つカリウムなど、ダイエット中にはおすすめしたい食材ですが、実は糖質量は少なくありません。
そこで、煮物にする際には砂糖は控えて、かぼちゃ本来の甘みを生かす調理を心がけましょう。
また天ぷらやフライにするのも美味しいですが、これはカロリーオーバーになります。
一方で、かぼちゃに含まれるβ-カロテンとビタミンEは、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
そこで、蒸したかぼちゃに、軽くオリーブオイルをかけていただく食べ方をおすすめします。
(2)そば
そばも食物繊維を豊富に含む食材です。そのほかにも血流をスムーズにするビタミンPや、代謝を促進する亜鉛を含むダイエット向きの食材です。
さらに、そばに含まれるたんぱく質には、脂肪の蓄積を抑える作用のあることがわかっているそうです。
しかしながらご注意いただきたいのは、そば粉の含有量です。
痩せたいときには八割そば、十割そばといった、そば粉を多く含んだものを選びましょう。
つなぎの量が多い蕎麦では、そばのダイエットサポートが得られにくくなります。
また、そばを食べるときにはワサビをぜひ添えましょう。ワサビに含まれているシニグリンという成分が、代謝アップに役立ちます。
(3)はるさめ
はるさめは低カロリーで、ダイエット食としても人気の食材です。マグネシウムやカルシウムなど、ダイエット中に摂りたい栄養素も含まれています。
ですが糖質の含有量は多めなうえ、口あたりのよさで食べ過ぎてしまいがちな食材でもありますので、取り入れる際には注意が必要です。
おすすめしたいのは、たくさんの野菜や、肉類、卵などを加えて、ビタミンや食物繊維、たんぱく質が摂れるスープやサラダ、炒め物にして食べることです。
すると栄養のバランスも取れ、満足感もアップします。
糖質が思いのほか多く含まれている食材でも、その食べ方次第で十分にダイエットに活かせます。ちょっとした工夫を大切に、効率よく痩せる食生活を送ってくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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