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勘違いしてるかも!?「冷え」と「むくみ」の悪循環を断ち切るポイント3つ

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

冬も、夏と同じくらい、むくみにお悩みの方が多い季節。朝はスムーズに履けたブーツが、夕方にはパンパンになってしまうほど、むくんでしまう方も多いのではないでしょうか。「冷え」と「むくみ」は、とても仲良し。冷えることでむくみ、むくみことで冷える、という切っても切り離せない関係にあるのですが、この悪循環を断ち切るために気を付けたいポイントをご紹介します。

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■「冷え」と「むくみ」の悪循環

冬は、外気の寒さから身体を守るために、手足などの末梢部の血管を収縮させて熱を逃がさないようにするため、冷えやすくなってしまいます。血液の流れが滞ると、本来静脈やリンパ管に戻って排出されるべき老廃物や、余分な水分がスムーズに排出されず、細胞間に余分な水分が溜まり、むくみを引き起こします。水分が溜まることで更に冷えやすくなってしまい、「冷えることで血流が滞る→水分が溜まる→冷えの悪化」、という悪循環に陥ってしまうのです。

 

■悪循環を断ち切るポイント3つ

(1)水分補給を減らさない!

むくむから…と水分を減らすのは逆効果。身体は水分不足になると、老廃物を含んだ水分までも身体に溜めこんでしまい、むくみを引き起こす原因に。ただし冷たい水はNG。常温以上の温度の水を、こまめに飲んで水分補給をしましょう。

(2)血流をサポートする食べ物を!

ポリフェノールはそれぞれに違った特徴を持っていますが、血管を拡張させ血流を改善する効果もあると言われています。血流をスムーズにする効果が認められている、シナモン、カカオ(ココアやチョコレート)、加熱または乾燥させた生姜、レモングラスなどのハーブやスパイスを意識して摂りましょう。ココアにシナモンを、おやつを高カカオチョコレートに、レモングラスティーを習慣にするなど、血流改善の習慣をつけましょう!

(3)筋肉を作る「タンパク質」をしっかり!

筋肉には、血液を引きこんだり押し出したりする筋肉ポンプが内蔵されていて、血液にのせて老廃物を排出しています。また筋肉は、脳の次にエネルギーを使い熱を生産する場所。筋肉をしっかりつけておくことで、熱生産も高まり冷えの予防になります。肉・魚・卵・大豆製品・乳製品など、タンパク質の豊富な食べ物を、1日200gを目標に食べましょう。

 冷えもむくみも、どちらもツライですよね。同じ姿勢を長時間とっていることもむくみの原因になりますから、適度なストレッチを心がけ、内側・外側から冷えない、むくまないカラダを作りたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

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【参考】
※藤田紘一郎著『体をつくる水、壊す水』(ワニブックス)
※からだがキレイになる「温め方」と「ヤセ方」- 『からだにいいこと』2014年12月号(祥伝社)
※からだにいいコトバ辞典 –『からだにいいこと』2014年12月号(祥伝社)
成分情報 カカオ – わかさ生活
成分情報 シナモン –  わかさ生活

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