ウエストのくびれは、美しいファッションを楽しむためだけにあるのではありません。外見的要素に加え、愛する人との「コミュニケーション要素」も含まれているのです。コミュニケ―ション要素とは、愛するパートナーが体を引き寄せやすくすること。ブヨブヨしたり、丸太のような形状だと、腕をまわしにくく引き寄せにくいですが、くびれたウエストは「スッ」と引き寄せ、互いを密着させやすい形なのです。女性にとってくびれは、ファッションの一部ですが、愛する人にとっては、コミュニケーションを円滑にしたり、体を密着させるために不可欠なパーツなのです。パートナーとの仲を深めるために「くびれウエスト」を目指しましょう。
■“くびれ”ができない生活習慣って?
・猫背である
・早食いである
・運動が嫌い
・ウエストゴムのボトムスをよく履いている
・歩く速度が遅い
・ウエストが隠れるトップスばかりを選んでしまう
上記のような生活習慣はくびれができにくい習慣です。また日常でゆがみのない真っ直ぐな姿勢を心がけると、左右のくびれの差がなくなります。日常習慣から見直してくびれを作りましょう。今回は、日常で無理なくできる「くびれウエストエクササイズ」をご紹介します。
■様々な角度からアプローチ!くびれエクサ
腹部には色々な方向に筋肉が走行しています。まずは、土台の骨盤から真っ直ぐに位置する「腹直筋」を鍛えることからスタートしましょう。
腹直筋エクサ
1 仰向けになり脚を伸ばしアップダウンさせます。
この時、腹部に手を置き、使われている事を確認しながら行いましょう。足を下にする際には、床に足をつけないようにスレスレの位置までおろしすぐにアップ。30回行います。
腹斜筋エクサ
1 足を組みます。
2 左手で右足首を目指して30回タッチ。
この時、首の筋肉を使って起き上るのではなく、肩甲骨を床から離す事を意識して行います。反対側も同様に行います。
腹横筋を鍛える呼吸
腹直筋、腹斜筋とともに、一番下に位置する「腹横筋」を鍛えると、土台が安定し、更にくびれやすいウエストになります。実は、腹横筋は呼吸で鍛える事が出来るのです。日常生活で行う「呼吸」を意識して腹横筋を鍛えましょう。
方法は、とっても簡単。おへそを背骨につけるようなイメージで細く長く息をはききってみて、これだけで腹横筋が鍛えられます。肩が上がらないように肩は下げて。気がついた時に一日5回程度行いましょう。
様々な角度からアプローチしてくびれを作りましょう。そのくびれが、パートナーが引き寄せやすいウエストになり、二人の仲も深めてくれるかもしれませんよ。
(日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 長坂 靖子)
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