雨の多いシーズンの到来を控えた今、気になるのは洗濯物の「部屋干し」のにおい。におわない洗剤も各種出ていますが、これを使う前にやっておきたいのは、洗濯機の掃除です。
洗濯物のにおいの原因は、洗濯槽の汚れによるものが多いので、これを機にすっきりきれいにしましょう。身体にやさしい重曹を使えば安心、安全に掃除ができます。
■塩素系の刺激臭が苦手・小さなお子さんのいる方に◎
近年掃除に使われることが多くなっている重曹は、洗濯機の掃除にも有効です。市販の塩素系洗濯槽用洗剤の刺激臭が苦手な方や、小さなお子様がいらっしゃる方には、安全のためにも特におすすめ。
■8工程できれいに!洗濯槽の掃除法
それでは早速、洗濯槽のクリーン大作戦にかかりましょう。8工程で、汚れもごっそり取り去れます。
洗濯槽のクリーン大作戦!全ステップ
1.洗濯機に水を入れます。しっかり洗濯槽の汚れを落とすため、水は最大水位まで入れます。
2.重曹を入れます。水が十分に入ったら、1カップ分の重曹を入れます。
3.洗濯機を運転します。重曹を入れたら、洗濯機のスタートボタンを押して洗濯機を運転させます。後でつけ置きをしますので、脱水はしないでください。
4.そのままつけ置きをします。洗濯機を回し終わったら、そのまま5時間~10時間つけ置きをします。
5.汚れをすくい取ります。浮き上がってきた汚れを全てすくい取ります。このとき、汚れが残っていると排水が詰まってしまうので、完全にすくい取ってください。
6.洗濯機をもう一度運転します。まだ残っている汚れを落とすために、もう一度洗濯機を回します。
7.排水と脱水を行ないます。再び浮いてきた汚れをすくい取ったら、一度排水し、新しく水を入れ直して脱水します。
8.脱水が終わったら、フタを半日ほど開けたままにして洗濯機内を乾燥させて終了です。乾拭きをしてもよいでしょう。
■毎日の洗濯に抗菌・抗カビ作用のあるアロマをプラス
洗濯槽がきれいになったら、市販の柔軟剤の代わりに、エッセンシャルオイルを使った手作りの柔軟剤を使うことをおすすめします。抗菌・抗カビ作用のある精油を使えば、香りを楽しみながら洗濯槽も清潔に保てます。合成の柔軟剤を使うと、肌に刺激を感じる方にはとくにおすすめです。
なお、肌に負担をかけないために精油の希釈濃度はきちんと守ってください。原液が肌に触れないように気をつけることもお忘れのないように。
■手作り柔軟剤のレシピ
材料
・精製水 200ml
・クエン酸 大さじ3
・グリセリン 大さじ2
・エッセンシャルオイル 40滴
作り方
材料をすべて混ぜ合わせれば完成です。1回の使用量は40ml。使う前によく容器を振って、しっかり混ぜ合わせてください。エッセンシャルオイルは、抗菌、抗カビ効果のある「ティートリー」や「ユーカリ」を使うといいでしょう。お好みの割合でブレンドしても結構です。
雨の多い時期はただでさえ憂鬱なものです。洗濯物のにおいでさらにストレスを感じることのないように、今から準備を整えておきましょう!
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※ティートリー – わかさ生活
※ユーカリ – わかさ生活