ネット通販は、寒いときでも店舗に行く面倒がなく、時間を選ばずじっくり買い物できるのが魅力的。でも、せっかく買った洋服のサイズが合わないという経験はありませんか? そんな方に、ネット通販での洋服選びのコツをまとめてご紹介します。
■トップス編
トップスで重要な寸法を6点、計り方のコツを紹介します。
1.バスト(身幅) コツはバストトップから水平に計ること。メジャーがよれやすいので、他の人にお願いするのがおすすめ。身幅は、一周したサイズの1/2で表記されています。バストは呼吸をするため運動量が多くゆとりが必要なので、少なくとも+4~5cm以上、仕上がり寸はヌード寸法よりも大きめがいいでしょう。
2.肩幅 肩にある突起した骨と首の後ろの一番突起した骨、更に反対側肩の突起した骨の3点をつないだのが肩幅です。背肩幅と記入されているところも。標準は36cm~38cm。
3.袖丈 肩の突起した骨から手首の骨までの長さが正確な袖丈です。ジャケットの場合はそれより+6cm、シャツの場合それより+4~5cmぐらいがちょうどいい数字に。
4.裄丈 肩幅1/2+袖丈=裄丈です。ドルマンスリーブやドロップショルダーなどきちんとした肩の位置から袖の付いてない服の場合は、この丈が目安。
5.袖巾 腕の付け根を一周計った数字。ゆとりが少ないと袖が上げづらくなります。
6.着丈/総丈 着丈は後中心衿ぐりの位置から裾までの長さ。総丈は衿ぐりの肩の位置から裾のまで長さ。衿ぐりの広いものやワンピースなどは総丈で示されている場合が多いです。
■ボトムス編
ボトムスはトップスよりもサイズが重要なので、きちんと計りましょう。
1.ヒップ お尻の一番突起した位置から、水平にメジャーを当てたところがヒップです。メジャーがよれないよう注意!
2.股上 前から見て、ウエスト位置から垂直にメジャーを下ろした股の位置までの長さです。正確な股の位置を知りたい人は、太ももに定規をはさむとわかりやすいですよ。
3.股下 股の位置から、垂直にメジャーを下ろした位置が股下です。フルレングスパンツの場合は靴を履くことも考え、メジャーが床につく位置よりも、3cm上ぐらいの長さが良いと思います。
4.渡り 太ももの付け根からやや下の、太ももの一番張った部分を水平に計ったのが渡り幅。1/2サイズで表記されていると思います。
5.裾幅・ひざ幅 パンツのラインを決めるのは、裾幅とひざ幅の関係性。ひざ幅と裾幅が同寸であればストレート、裾幅がひざ幅より細ければテーパード、太ければブーツカットです。
■「色と素材選び」のコツ
・色選びのコツ
失敗しにくい色の選び方としての順番は、モノトーン→三原色(赤・青・黄)→中間色(オレンジ・緑・紫)→白み、黒みの含まれた色。つまり色は混ざれば混ざるほど複雑化して、正しく画面で見るのは難しいのです。手堅く行くなら、純度の高いモノトーンや原色を選ぶのがオススメ。どうしても買いたいものや、色味を失敗してもいいと思われる場合はペールトーン(淡い色調)やグレイッシュカラー(灰色がかった色)を選ぶのも手かもしれません。
・素材選びのコツ
生地の繊維は綿や麻、絹、ウールなどの天然繊維とポリエステル、レーヨン、ナイロンなどの化学繊維と大きく分けられますが、出来るだけ天然繊維の素材を選ぶ方が失敗が少ないのではないかと思います。
お正月休みのネットショッピングの参考にしてみてくださいね!
(つやプラ編集部)