見た目年齢を一気に老けさせてしまう、やっかいな白髪。早めのお手入れ次第で、白髪も、頭皮の悩みもちゃんと改善できるかもしれません。対策方法を、過去記事の中からまとめてご紹介しましょう。
■白髪を引き起こす3大要因
1.加齢による色素細胞の低下
日本人の平均的な白髪の発症率は、30代後半からと言われています。加齢により、色素細胞(メラノサイト)の機能が低下してしまうと白髪となって現れるのです。
2.紫外線によるダメージ
紫外線によるダメージも大きな原因といえます。普段の生活で浴びている紫外線は波長が長く、頭皮の奥まで届き色素細胞にダメージを与えます。また、髪の色素が抜けるため、赤茶っぽくなったり切れ毛の原因にもなります。
3.ストレスによる血行不良
苦労が多いと白髪が増えると言いますが、ストレスと白髪も大きく関係しています。ストレスを受けると、血管が収縮し血の巡りが悪くなるため、髪に栄養が届かなくなるんです。
■スイーツ好き&心配性は白髪になりやすい!?アンチエイジングのツボ2つ
・「甘いもの好き」は老化スピードを早める?
「腎気」とは、生命活動を支え、老化と関わりがあると考えられています。「腎」が弱ると老化スピードが早まってしまうのです。東洋医学では砂糖などを使った甘い物や冷たい食べ物は、「腎」の働きを弱めると考えられています。健康な髪を保つためには、冬が旬のショウガや牡蠣、マグロなどを意識してとるのがおすすめです。
・「腎気」を高めるツボ2つ
腎の気を活性し、働きを良くしてくれる2つのツボを、親指の腹で数秒間押して刺激してみましょう。お灸をすると更に効果的です。
1.湧泉(ゆうせん): 足の裏の土踏まずのやや上の 中央、足の指を曲げてへこんだ所にあります。
2.太谿(たいけい): 内くるぶしの頂点の高さで、アキレス腱との間の凹んだ部分にあります。
■試してみて!「自宅で白髪染め」のコツ
「目立つから」と白髪を抜くと、同じ場所に生えてきてしまうことってありますよね。理由は、色素の供給が止まってしまうから。また頭皮の下に傷をつけてしまうので、次に生える髪がうねる原因にも。そこで「ときめき美髪BOOK」著者、本山典子先生おすすめの、お家でも上手にできる、カラーリング のコツをご紹介。
- カラーリングの前に、ドライヤーで髪を温め乾燥させる。
- 薬剤をたっぷりつけ、毛先までよく馴染ませる。
- シャワーキャップやサランラップで覆い、染毛を促進する。
寒い季節に行う場合は、暖かいお部屋でカラーリングするのもポイントですよ。
諦めがちな白髪のアンチエイジングは、見た目にも効果がわかりやすく、女性の魅力をアップしてくれそうですね。頭皮のケアも合わせて、ツヤのある髪を目指しましょう!
(つやプラ編集部)