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寒さに負けない!呼吸が深まる「コブラのポーズ」

エクササイズディレクター
森和世

ここ最近の寒さで身体を丸め、呼吸が浅くなり、なんとなく気持ちも下向きになっているという人も多いのではないでしょうか。

寒さに負けない!呼吸が深まる「コブラのポーズ」

今回は、胸を開き呼吸を深め、ポジティブな気持ちに変えていくヨガポーズをご紹介します。

■心のバランスを保つホルモン「セロトニン」

冬は寒さだけではなく、日照時間も短く、身体のリズムが狂いがちです。なぜなら、心のバランスを保つホルモンである「セロトニン」は、日光にあたった時間によって分泌量が調整されるからです。

日照時間が短いと、「セロトニン」の分泌が減り、心臓機能や代謝、呼吸などを管理する自立神経が乱れ、ネガティブモードになりやすいです。

この状態から抜け出すには、深い呼吸を心がけ、心身ともにリラックスするように副交感神経を優位にすることが大切です。つまり、ヨガがおすすめなのです。

■ポジティブな人になるコブラのポーズ

ブジャンガーサナ(コブラポーズ)は、腰や背中の疲れ、冷え性を解消してくれます。また、胸を開き、呼吸が深まるので、前向きな気持ちになります。

さらに、肩甲骨周辺を活性化させるので、代謝アップや、体幹も効率良く鍛えられます。

期待出来る効果

・腰痛改善

・ストレス、疲労改善

・背骨の強化

・胸、肺、肩、腹部のストレッチ

・臀部の引き締め

・便秘解消

実践回数&期間

週3回を目安に、3週間実践すると心身ともに変化を感じられます。

注意する点

頭痛や下痢、低・高血圧の方は、無理のないように実践してください。

ブジャンガーサナ(コブラポーズ)のやり方

うつ伏せになり、足は肩幅ほどに広げ、両手のひらを胸の横に置きます

(1)うつ伏せになり、足は肩幅ほどに広げ、両手のひらを胸の横に置きます。

両肘を背中に引き寄せるイメージで、肩甲骨を引き寄せ、胸を開きます

(2)両肘を背中に寄せるイメージで、肩甲骨を引き寄せ、胸を開きます。

息を吸いながら両手で床を押し、お腹、腰、を床から引き上げるイメージで、上体を持ち上げます。アゴを軽く引き、目線は斜め前の床に向けましょう

(3)息を吸いながら両手で床を押し、お腹、腰を床から引き上げるイメージで、上体を持ち上げます。アゴを軽く引き、目線は斜め前の床に向けましょう。

(4)肩と耳が遠く離れるように、肩甲骨を両肘で寄せるイメージで腰に引き寄せ、胸を開きましょう。その状態で、5呼吸キープし、ゆっくりと元の位置に戻ります。

いかがですか? このポーズは、お腹の機能にも働きかけるので、「便秘気味」という人は、寝る前に実践してみてください。翌朝すっきりとした朝を迎えられるはずです。

深い呼吸で、心身ともにすっきりしてくださいね。

(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世
ボディクエストのエクササイズディレクターとしてワークアウト開発に携わると同時に、YOGAスタジオやスポーツクラブなどで指導にあたる。著書に「ふたりストレッチ」「幸せ美人になるための5日間レッスン」など。)

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【参考】
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