2月6日は「海苔の日」です。海苔といえば、おにぎりに巻いたり、手巻き寿司に使うくらいというあなた。それではちょっともったいないです。
女性に嬉しい美容と健康の効果にすぐれた海苔は、もっと頻繁に食べていただきたい食材です。
使い切れずに余らせてしまいがちな海苔を、さくさく消費できる美味しいレシピをご紹介します。
■焼いても壊れないビタミンC
美肌のサポート役であるビタミンC。その難点は、熱に弱いことがあります。加熱することで、成分が破壊されてしまうのです。
ところが、海苔に含まれるビタミンCは熱に強く、加熱しても壊れない特徴があります。つまり、どんな調理法で食べても、しっかりビタミンCがとれる、肌にとって理想的な食材といえるのです。
■貧血でお悩みの方に
海苔には、貧血に効果が期待できる「鉄分」が豊富に含まれています。また、赤血球を作るために欠かせない「ビタミンB12」と「葉酸」も含まれているので、貧血でお悩みの方には、ぜひとっていただきたい食材です。
鉄分の多い食材で有名な「レバー」が苦手な方には、とくにおすすめです。
■海苔をさくさく消費できる美味しいレシピ3選
海苔といえば、和食の材料というイメージが強いですが、そんな先入観を外してみれば、アレンジの幅はグッと広がります。
(1)海苔と青じそのガーリックパスタソース
一見、イカスミソースのようなパスタソース。その香りに、きっとヘビロテしたくなります。
材料(2人分)
・焼き海苔 全形3枚
・にんにく 2かけ
・青じそ 10枚
・バター 10g
・粉チーズ 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ3
・コンソメスープ 250ml
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)にんにく、青じそはみじん切りにしておきます。
(2)フライパンにバターを溶かし、オリーブオイルを加えたら、にんにくを入れて炒めます。
(3)(2)のにんにくの香りが立ってきたらコンソメスープを注ぎ、焼き海苔をちぎりながら加え、弱火で煮込みます。とろりとしてきたら粉チーズを加えてよく混ぜ、塩、こしょうで味を調えます。
(4)(3)に青じそを入れ、混ぜ合わせれば完成です。
(2)海苔とチーズのケークサレ
海苔が余っていたら、ぜひ作りたい一品です。朝食には紅茶と合わせ、夕食にはワインと合わせて楽しんでください。
材料(4人分)
・焼き海苔 全形1枚
・ホットケーキミックス 150g
・オリーブオイル 20ml
・牛乳 60ml
・塩 ひとつまみ
・卵 1個
・粉チーズ 大さじ2
・玉ねぎ 1/4個
・ベーコン 3枚
作り方
(1)ボウルにホットケーキミックス、オリーブオイル、牛乳、卵、粉チーズ、塩を加えてよく混ぜ合わせたら、細かくちぎった焼きのりを加えて、さらによく混ぜます。
(2)ベーコンは角切りに、玉ねぎはみじん切りにしておきます。
(3)フライパンを熱して、油はひかずにベーコンを炒めます。ベーコンから脂が出てきたら玉ねぎを加え、しんなりするまで炒め、粗熱を取っておきます。
(4)(2)に(3)を混ぜ込み、型に移して180度のオーブンで30分ほど焼いて完成です。
※焼き時間は、ご家庭のオーブンによって様子を見ながら調整してください。
(3)万能!海苔ドレッシング
サラダはもちろんのこと、豆腐や蒸し鶏など、何でも美味しくなる万能ドレッシングです。
材料(一度に作りやすい分量)
・焼き海苔 全形3枚
・しょうゆ 100ml
・りんご酢 100ml
・ごま油 大さじ1
・はちみつ 小さじ1
・しょうが ひとかけ
・玉ねぎ 1/4個
作り方
(1)しょうがはすりおろし、玉ねぎはみじん切りにしておきます。
(2)(1)としょうゆ、りんご酢、ごま油、はちみつをよく混ぜ合わせ、そこへ細かくちぎった焼き海苔を加えてさらに混ぜ合わせます。海苔が全体となじんだら完成です。
低カロリーなのに栄養豊富な「海苔」は、大人の女性に欠かせない食材です。スナック代わりにそのまま食べてもOKです。滋養あふれる海苔の実力、ぜひ見直してみてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※のり
– わかさ生活
※ビタミンC – わかさ生活