2015年01月27日
スキマ時間に目指せ「ダンサー二の腕」!引き締めストレッチ
二の腕が美しく引き締まっている女性を見ると、美意識の高さを感じられます。今回はポッチャリしていて当たり前となりつつある、二の腕をスッキリさせる「ねじりストレッチ」をご紹介します。引き締め効果はもちろん、腕の疲れや肩コリや首の疲れにも効き目があるので、オフィスでも就寝前後でも、気軽にトライしてみて下さい。
■ポッチャリ二の腕の原因・対策
「歳を重ねれば、二の腕がぽちゃぽちゃしてくるのは当たり前」ではありません! ちょっとの知識と努力で美しい二の腕が永遠にあなたの物! まずは腕の構造を確認しましょう。腕は大きく分けて、肘より下部分を前腕。肘より上部分を上腕といい、これがいわゆる二の腕部分です。さらに、肩の関節を覆う「三角筋」、腕の前側の「上腕二頭筋」、腕の裏側の「上腕三頭筋」の3つの筋肉から構成されています。
上腕二頭筋は腕を曲げ、自分の方に物を引き寄せる時に働くので、比較的日常生活でも使われる筋肉。一方、腕の裏側で意識しにくいけれど、タプタプ、モモンガ状態になるのが、この上腕三頭筋! ここは上腕二頭筋と反対に「自分の方から前に押し出す時」に働くので、日常生活ではなかなか使われません。三角筋は腕を前・横に伸ばす動作の時に使われる筋肉です。この肩のラインがもたついていると、腕だけ見れば確実におばさん! というインパクト大の恐ろしいパーツ。この3つの筋肉をくまなく刺激するのが今回ご紹介するストレッチです。
■「ダンサーのような美しい二の腕」を作るストレッチ
今回は効果を上げるためにペットボトルを使用します。動作のポイントは、肩を内側に回す時は、肩甲骨をグッと前に押し出すイメージで、肩を外側に回す時は、胸の前側をグッと後ろに押し出すイメージで、大きく動作することです。
1.椅子に浅めに腰かけ、ペットボトルを肩の高さに引き上げます。
2.息を吐きながら、右の肩を内側に回し、左の肩を外側に回します。目線は、右の指先を見るようにすると、肩から、腕から深くねじりやすくなります。
3.反対側も同様に動作しましょう。この時、目線は内側に肩を回した左の指先を見るようにしましょう。
ポイントは、深く息を吐きながら肩甲骨からペットボトルまでじっくり回転させるイメージで、腕全体を深くねじることです。ぜひスキマ時間の習慣にしてみてくださいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)