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「もう年だから」と諦めないで! 食べても痩せる5つのルール

エステ・セラピスト
町山町子

色々なダイエットにチャレンジして、残念ながら失敗してしまった……という人は大勢いると思います。「食べたら太る」という思い込みも苦しい、辛いといったマイナスのイメージがありますよね。でも、食べることは体の代謝を上げるので、実はダイエットにプラスなことです。そこで、今回は、一般社団法人国際感食協会の宇多川久美子さんに「食べても痩せる5つの基本ルール」を教えていただきました。

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■「食べても痩せる5つの基本ルール」とは

(1)食事の最初は「生もの」から

食事の時は、生ものを必ず先に摂るようにしてください。サラダやフルーツ、お刺身やお漬物でもOK。生の食材には消化をサポートしてくれる消化酵素と代謝を上げてくれる代謝酵素が含まれています。酵素が含まれた食材を最初に食べることによって、後から食べた物の消化・吸収・代謝の働きを助けてくれます。

 

(2)冷たいものより「温かいもの」

体温を上げることは、ダイエットに大きなプラスとなります。エネルギーを燃焼させるのに、温かい身体のほうがより多くの脂肪を燃やしてくれるからです。冷え性の人には効果絶大です。「ちょっと身体が冷えたかな?」と思ったら温かい飲み物を飲んでみてください。

 

(3)本能を無視せず、楽しんで

食事制限や無理に低カロリーのものを選ぶなど、本能を無視した無理な食事はかえって逆効果に。また「置き換え食」は加工品が多く、結果的に解毒のために酵素を無駄使いして、痩せにくい身体をつくってしまいます。食べたいものは「身体が欲する栄養素」です。きちんと食事をする時間が取れないことも多いですが、できるだけ「食事を楽しむ」時間をつくりましょう。

 

(4)食べる時間は「ゆる〜く」考える

「ダイエット中の朝はフルーツ」「夜は19時までに済ませて」など、よく言われる法則があります。ライフスタイルは人それぞれ違うので、無理に合わせるのもよくありません。夜遅くに食事をする人は量や質を控えめにするか、翌朝の食事を抜くなど調節してリセットします。食べ過ぎた時も、次の食事は本当にお腹が空くまで食べないなど、ゆる〜いプランの方がダイエットも長続きしますよね。

 

(5)パンや麺よりも「ご飯」!

主食である炭水化物を抜くと満腹感が不足し、イライラしたり、集中力が低下したりして気も落ち込みがち。結果リバウンドしやすくなります。炭水化物の中では、パンや麺類など小麦を使った食品は身体を冷やすのでできるだけ控え、ご飯を選びましょう! たんぱく質(肉や魚)のおかずと、野菜がたっぷり入ったお味噌汁の組み合わせはおすすめです。

以上、5つのルールをご紹介しました。「食べなければ痩せる」は間違いではありませんが、食べる量を減らし摂取カロリーを低くすると、基礎代謝が落ちて燃えにくい体になってしまいます。健康的に効率よく痩せるにはしっかり食べることも大事ですね。
(リンパ・ハーバリスト/ビューティヘルスライター 町山 町子)

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【取材協力】
※宇多川久美子/薬剤師・栄養学博士・ケアマネジャー・ウォーキングトレーナー。明治薬科大学薬学部製薬学科卒業、栄養学博士称号授与(米国AHCN大学)「薬を使わない薬剤師」を目指して、食べること、歩くことの大切さを多くの方に伝えるため各地で「ダイエット・アンチエイジング・メタボ対策セミナー」を開催。「感食ドクターKUMIKA」としてダイエットコンサルタントも手がけている。
一般社団法人国際感食協会

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