「つや髪にしたいけど、何をしたらいいか分からない」という方は意外と多いですよね。
ヘアメイクや美容のプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、みずみずしくつやのある髪に仕上げたい時のスタイリング術をレングス別にご紹介します。
■「つや出し」でやりがちなNG行為
「つやを出すつもりだったのに、スタイリングしたらベッタリとしてしまった」ということはありませんか? 髪の毛の長さによって、スタイリング術は違います。
そのため、つやを出そうとしてスタイリング剤をつけすぎると、逆にベタついてあぶらっぽく見えてしまいますので気をつけましょう。
■レングス別!「つや出し」スタイリング術
(1)ショートヘア
ショートの方は、髪の毛を手でもみ込みながらドライヤーをあてます。こうすることで、ゆるめのパーマをかけたようなふんわりとしたスタイルになります。
また、完全に乾かさないで、少し湿ってる状態にするのも、つや出しのポイントです。半乾き状態のまま、お使いのワックスとグロスワックスを1:1の割合で混ぜて、全体につけると、ふんわりつや髪になります。
部分的につやを出したい場合は、ワックスを先につけて、つやが欲しいところだけにグロスをつけると良いでしょう。
(2)ミディアムヘア
ミディアムヘアの方は、柔らかめのワックスやクリームにオイルを混ぜてつけるスタイリング法がおすすめです。オイルはグロスワックスに比べると軽い仕上がりになるので、ミディアムの方には使いやすいやり方です。
ワックスとオイルを1:1で混ぜて、コテやブロー後に使いましょう。さらにウエットな質感を出したい方は、タオルドライをした後にスタイリング剤をつけると、つやがUPします。
(3)ロングヘア
ロングヘアの方には、ムースまたはスプレーといった、軽めのスタイリング剤がおすすめです。
ロングヘアはレングスのなかでも、つや出しアイテムを間違えると、重くなったりベタッとした質感に見えやすい長さです。そのため、ショートやミディアムヘアで使うようなスタイリング剤はなるべくさけましょう。
パーマをかけている方は、タオルドライ後にそのままムースを揉み込んで自然乾燥させると、ラクにつやが出せます。
また、コテやブローをした後につやを出したい方は、最後につや出しスプレーを全体にかけてブラシでとかすと、ふんわりとした自然なつや髪になります。
レングス別でつや出し用のアイテムが変わりますので、ぜひスタイリングの参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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