世界的に有名なスーパーモデル、ミランダ・カーさんも愛食していることでも有名な「クコの実(ゴジベリー)」。東洋医学では、古くから不老長寿の妙薬として用いられてきました。小さくて赤いクコの実は、お肌のアンチエイジングに欠かせない栄養素がたっぷり詰まっているのです!
■クコの実を食べるべき理由4つ
(1)食べる日焼け止め!?
紫外線が強くなるこれからの季節、気になるのがシミ。クコの実には、メラニンが色素沈着してシミになるのを抑える働きがあるだけでなく、色素沈着してしまった肌の回復を早める働きもあるので、春夏にはピッタリの食べ物なのです。
(2)身体の中からコラーゲンを守る
同社の研究によると、クコの実には、加齢や紫外線ダメージによって活性化する、コラーゲン分 解酵素の活性を抑える働きがあるそう。また、コラーゲンの原料となるアミノ酸量を増加させ、コラーゲンの新陳代謝を高める働きもあるそうですから、身体の 中からハリのあるお肌を作ってくれるのです。
(3)肝臓をサポートしてデトックス
クコの実に含まれる「ベタイン」には、解毒作用のある「グルタチオン」の産生を保ち、肝臓のデトックス機能をサポート。肝臓の解毒機能が弱まると、毒素や老廃物が身体に溜まり、肌荒れや慢性疲労の原因にもなりますから、アルコールを好む方には特におすすめ。
(4)ビタミンCの6倍の「抗酸化力」
サティス製薬の研究によれば、クコの実の活性酸素を除去する力はビタミンCの6倍、活性酸素を除去する酵素を活性化させる力がビタミンCの3倍、と2つの働きで身体のサビを予防! ビタミンCが豊富な食べ物といえばレモンなどのフルーツですが、洗ったり皮を剥いたり、ひと手間かけなくてはなりませんが、クコの実ならそのまま食べられます。
■簡単美味しい!クコの実レシピ
(1)クコの実とトマトの美白スムージー
トマト1個にクコの実20gを目安に入れて、ミキサーにかければ出来上がり。 トマトに含まれるリコピンにも紫外線ダメージを抑える働きがあるので、これからの季節にピッタリ!
(2)クコの実ジャム
オレンジ4個にクコの実50gを目安に、絞ったオレンジ果汁の中にクコの実を1晩漬けた後、トロミが出るまで煮込めば出来上がり。 ジャムにしておけば、ヨーグルトや紅茶に入れるなどアレンジも楽しめます。
クコの実は、スーパーでも買うことのできる身近な食材。そのままでも長期保存ができるので、毎日食べて、美肌をキープしたいものですね。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)
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【参考】
※クコの実エキスの新たなるアンチエイジング作用を発見 – サティス製薬
※美白効果を持つクコの実エキスにさらなる抗酸化作用を発見 – サティス製薬
※からだの中から紫外線ダメージを防ぐ!クコ(枸杞)の実エキス – 資生堂
※わかさの秘密 成分情報 ベタイン – わかさ生活
※わかさの秘密 成分情報 グルタチオン – わかさ生活