2015年04月02日
むくみスッキリ&美肌に!?「ヨクイニン」を簡単に食べるレシピ4つ
「キヌア」や「アマランサス」など、スーパーフードとして扱われる、雑穀の人気が高まっていますね! 日本人は古くから雑穀を食べてきた歴史があり、その中には美容効果が高いものもあります。おすすめは、漢方薬としても用いられる「ヨクイニン(ハトムギ)」。むくみ解消や素肌力UPには欠かせない雑穀なんですよ。
■「ヨクイニン」とは?
麦茶などに使われるハトムギの茶色い外皮を剥いたものを「ヨクイニン」と呼びます。東洋医学では古くから薬効のある食べものとして扱われ、利尿作用を高め、身体に溜まった余分な水分や毒素を排出する働きや、皮膚の炎症を抑える働きがあり、イボ取りにも効果があると言われています。
■デトックス効果で、むくみもスッキリ
「ヨクイニン」は利尿作用を高め、皮膚に溜まった毒素を排出する効果があることから、むくみ対策にも適していると考えられています。むくみは血液やリンパの流れが滞り、本来排出されるべき水分や老廃物が溜まった状態。また、老廃物が排出されないだけでなく、細胞に酸素と栄養がスムーズに届けられず、肌のターンオーバーが乱れたり、ニキビなどの皮膚炎を引き起こす一因になる可能性も。
■いますぐ試して!簡単「ヨクイニン」レシピ4つ
(1)ヨクイニンご飯
ヨクイニンは粒が大きいので、一晩しっかり浸水させてから白米と一緒に炊きます。炊飯用に砕いたものも販売されていますから、使いやすい方を選んで!
(2)茹でヨクイニン
一晩浸水させたヨクイニンを柔らかくなるまで茹でます。サラダに入れたり、野菜スープに入れたり、何にでも使えます。冷蔵庫もしくは冷凍で保存しておくと便利です。
(3)ヨクイニンお汁粉
一晩浸水させたヨクイニンに塩ひとつまみを加え、水から中火で20~30分程度茹でます。柔らかくなったらココナッツミルクを加えお汁粉に。ココナッツミルクでなくても、牛乳や豆乳でもOK!
(4)ヨクイニンとサツマイモのスイーツ
柔らかく茹でたヨクイニンと、蒸したサツマイモを合わせて潰します。手でまとめやすい硬さになるように牛乳を加え、お団子状に丸め、きな粉やシナモンをまぶせばスイーツに!
「ヨクイニン」は、スーパーの雑穀コーナーや薬局で買うことができます。むくみが気になるこれからの季節、是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)
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【参考】
※ハトムギの美肌成分が皮膚の新陳代謝を促進! – 2012年2月号『安心』(マキノ出版)
※オレンジページムック『からだの本』vol.25(オレンジページ)