2015年05月13日
30代だって太ももダイエット!?「誰でも美脚」の簡単ストレッチ
休み中はハイヒールを脱ぎ捨て、スニーカーやバレエシューズでショッピングなどを楽しむ人も多いかもしれません。でも、このぺたんこ靴、意外と疲れますよね。使った筋肉はストレッチやマッサージなどでケアをし、冷やさず、浮腫まない状態に戻してあげることが大切。そこで今回は、日常生活の中でも必ず使う太ももの太くなる理由と、太ももの筋肉をほぐすストレッチ方法をご紹介しますね。
■「下半身の脂肪のつきやすさ」上半身の6倍!?
お腹、お尻、太ももは脂肪がつきやすい三大パーツということはご存知だと思います。特に下半身は、上半身よりも6倍脂肪がつきやすいと言われています。これは私たちのDNAの中に組み込まれた、生き抜くための身体のシステムなので、そうそう簡単には修正できません。
太ももに皮下脂肪がつきやすい理由
しかも、太ももは血管やリンパ管、神経が密集し、それらの器官を守る大切な役割があるので、皮下脂肪が付きやすいのです。
指先やつま先といった末端は、血行が悪いとすぐ気づきますが、太ももははなかなか意識しづらいですよね。しかし、セルライトや皮下脂肪といった形で着実に私たちの脚を変化させていきます。また、太ももの筋肉も内側と裏側はたるみやすく、前側と横側が酷使され硬くなりやすいのです。
そこで今回は、椅子を使って気軽に太ももをほぐし、美脚効果が得られるストレッチをご紹介します。
■誰でも美脚になれる簡単ストレッチ
このストレッチエクササイズは、凝りやすい太もも前側から脛、つま先までをほぐす美脚作りには欠かせない動作です。また、ねじる動作もプラスしてお腹周りを活性化し、全身の巡りをよくします。疲れが溜まった脚の応急手当としても十分効果を発揮するので、歩き疲れはもちろん、運動不足による全身のむくみやだるさにも効き目がありますよ。
(1)椅子に腰掛け、左の膝を曲げ、つま先を真後ろに伸ばします(割座になります)。膝がとても痛い人は、右側のお尻の下にクッションやブランケットを敷いて高さを作りましょう。つま先も横に伸ばすと足首を痛めるので、後ろに伸ばし、脛や足の甲の伸びを感じてください。
(2)右手を左膝に添え、息を吐きながら上体を左側にねじります。そのまま30秒ほど呼吸を繰り返しながら、お腹をねじり、胸を開き、呼吸を深めましょう。
(3)身体を正面に戻し、左手を右膝に置き、上体を右側にねじります。同じく30秒ほど呼吸を繰り返しながら、ねじりを深めてください。
いかがでしたか? ちょっとお行儀が悪くなりますが、椅子があればどこでも実践できるので、デスクワーク中にもトライしてみてくださいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)