花火大会も始まり、街中でも浴衣姿の方を沢山見る季節になりました。皆さん今年は新しい浴衣は買いましたか? もしかしたら去年のものや、昔買った浴衣を着ているものの、なんだかしっくり来ない、そんな方もいるかもしれません。洋服と同じように浴衣や着物にも変化が必要になる30代、40代。
一体どんな浴衣を選べばしっくり来るのか、大胆なオリジナル柄の浴衣が人気のブランド、ルミックスデザイン代表の芝崎るみさんに大人の浴衣選びのコツをお伺いしてきました。
■浴衣の色選びは洋服と同じ!
年齢が上がるにつれて浴衣選びで悩むのはまず色ではないでしょうか? 浴衣とは言え、だんだん子どもっぽい色は恥ずかしい年齢になって来ますし、パステルカラーはだんだんしっくり来なくなりますよね。 芝崎さんがまずお話しされたのは「浴衣には半襟がないんです。だから、洋服と同じで浴衣の色が直接顔色とぶつかります。なので、洋服選びと同じく自分の肌色の系統に合う色を着ること」とおっしゃられました。
例えば肌色がピンクベージュ系の方なら、ピンクやパープル系、藍色でも浅めのパープルっぽい藍色が似合います。 オークル系の方はイエローグリーンや茶系、藍色もダークネイビーが似合います。白を選ぶ時は生成りを。
■帯の色や柄はどう選ぶ?
「帯の色も顔色に合わせてアクセントになる明るい色を。 柄は濃色の浴衣の場合、白抜きの柄を選ぶと清涼感が出ます。 また柄は大人の女性なら格式の高さを感じる伝統柄を選ぶと良いです。伝統柄も大胆な柄やモダンな色を選ぶとモダンな印象を与えますよ。」と芝崎さん。
伝統柄を着こなしていると自然と知的な印象を与えそうです。
■浴衣の仕立てにもこだわりたい
「最近は安い浴衣も多く出回っていますが、安い浴衣はやはり安っぽく見えてしまいます。そういった浴衣は20代で卒業したいものです。」確かに浴衣は生地の質感に差が出ますよね。量産型のものではなく、少し奮発して手染めやろうけつ染めなどのものを選ぶと質感が違うのだとか。 価格帯は3万前後が妥当だそうです。 こだわる方なら6万くらいする伝統的な絞りにも挑戦してみてはいかがでしょうか?
■もし古い浴衣が似合わなくなったら……
毎年浴衣を買い替えるのは、結構な出費。着る機会も限られているので、古い浴衣を着ている方も多いのでは? 前述のように、古い浴衣が似合わない!でも、もう買う時間がない……となった時の解決方は?
「古い浴衣を着る場合は半襟を付けてみて下さい。顔色と浴衣が直接ぶつからなくなるので、顔色がくすんで見えなくなります。また清涼感を演出したい時にも半襟を。今は半襟付きの下着もあるので、手軽に付けることが出来ます。」
新しい浴衣買ってないし…と着るのを諦めていた方も、半襟を付けて着てみてはいかがでしょうか?
大人らしい細かなこだわりで、若い子に一歩差の付く着こなしを是非して下さいね。
(レタル店主/デザイナー・パタンナー ヒグチトモミ)
画像提供:ルミックスデザインスタジオ
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