アラフォーになると身体の不調を感じやすくなりますが、その時期のことを「プレ更年期」と呼んでいます。心身ともに今までと少し違ってきて、戸惑うことが多くなってはいないでしょうか?
美容ライターの筆者が、本格的な更年期に入る前のプレ更年期だからこそ「見直しておきたい生活習慣」をご紹介します。
■プレ更年期の不調とは?
日本人の女性の閉経は50歳前後といわれていて、その前後の10年が更年期にあたります。更年期に入る前なのに身体や心の調子が今ひとつと感じることがあれば、もしかしたらプレ更年期かもしれません。
プレ更年期は、ストレスや環境の変化によってホルモンバランスが崩れ、体調が不安定になりやすい状態です。
「イライラや不安を感じやすくなった」「疲れやすい、疲れがとれない」「月経不順」などの心と身体の不調を感じるようになったら、生活習慣を改めてみましょう。
■生活習慣を見直そう!プレ更年期の対策方法
ホルモンバランスの乱れには、自律神経が大きく関わっています。自律神経を整えるには、心身ともにリラックスすることが大切です。
普段の生活でもとり入れやすいプレ更年期の対策方法をご紹介します。
(1)眠りに入る前の環境を整える
日中にストレスを強く感じると、眠りにつくまでに時間がかかったり夜中に何度も目が覚めることがあります。寝る前は室内を徐々に暗くしてリラックスムードを演出すると、眠りに入りやすくなります。
神経が高ぶって音や光が気になるようなら、耳栓やアイマスクを使うと深い眠りをえられます。
(2)湯船で身体をあたためる
緊張状態がつづくと身体に余計な力が入り、肩や首がこって疲れを増幅してしまいます。シャワーだけですまさず、湯船に浸かって身体全体を温めましょう。
ウォーキングなどの全身運動も定期的にとり入れるとさらに効果的です。
(3)香りで安らぐ時間をつくる
アロマオイルには、気持ちを安らかにする香りがあります。「ラベンダー」や「イランイラン」は、リラックスしている時に優位に働く副交感神経を活性化させる効果が期待できます。
忙しくなってきたなと思ったら、アロマの力を借りて「ふーっ」と一息ついてみてはいかがでしょうか。
(4)趣味を持って日々を楽しむ
仕事や家事、子育てに追われていると、自分のことは後回しになりがちです。ほんの少しの時間でも、自分のために時間を使うことはストレス解消につながります。
興味があることにどんどんチャレンジをして、世界を広げましょう。
毎日健やかに過ごすには身体の変化を見逃さず、その時々に対処することが大切です。プレ更年期こそ生活習慣を見直して、気持ちに余裕を持って更年期を迎えたいですね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子)
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