2015年07月05日
「トマトジュース」は朝飲むのが正解! アレンジレシピで吸収率アップ
リコピンでお馴染みのトマト。トマトは、医師が健康のために積極的に食べている野菜の中でも1位なんだそう! 機能性成分「リコピン」は、そのままでは吸収が悪く、加熱・粉砕することで吸収率がUPし、さらに体内への蓄積も高まるため、ジュースで摂ることがベストなのですが、「朝」にトマトジュースを摂ることでも吸収率がUPするそう!
吸収率UPのトマトジュースのアレンジレシピをご紹介します。
■リコピンの吸収をUPさせるワザ3つ
●朝に摂る
私たちの身体は「サーカディアンリズム」といって1日の中でもリズムを刻んでいます。そのため、同じものを食べても、摂った時間帯によって身体での消化・吸収や代謝が違うと考えられるのです。カゴメの研究によれば、朝にトマトジュースを摂ることで、リコピンの吸収が高まることがわかったのだそう。
●牛乳と一緒に摂る
リコピンは、脂溶性のため牛乳と一緒に摂ることでも吸収率がUPするそうですから、トマトジュースと牛乳は一緒に摂りたいところ。また、「ビタミンE」も牛乳と同じ理由でリコピンの吸収率をUPさせるそうです。
■吸収率UPの朝トマトジュースレシピ
(1)アンチエイジングに!トマトスムージー
抗酸化ビタミン「ビタミンE」が豊富なアーモンドミルクとトマトジュースを混ぜてスムージー風にします。アーモンドミルクのほのかな甘味が加わり、飲みやすさも◎。
(2)野菜たっぷり!ガスパチョ
キュウリやセロリ、玉ねぎなど、お好みの野菜とトマトジュースをミキサーにかけ、塩で味を調え仕上げにオリーブオイルを加えてガスパチョ風に。前日に作って冷蔵庫で一晩寝かせておくと、味が馴染んでさらに美味しくなりますよ。
(3)腸内環境美化に!トマトヨーグルト
ヨーグルトとトマトジュースを混ぜます。塩こしょうで味をつけて、ポタージュ風にしても、ハチミツを加えてデザートにしてもOK。
リコピンは美肌効果だけでなく、その抗酸化力で細胞を活性酸素のダメージから守り、夏バテの予防効果も期待できます。この夏は、朝トマトジュースを習慣にして、元気に過ごしたいですね!
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)
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【参考】
※「世界一受けたい授業」で発表した『医師7万人のアンケートでわかる。お医者さんのベストチョイス!』番組内では放送されなかったアンケート結果全体を一挙公開! – メドピア
※疲労のメカニズム解明:疲労の原因は活性酸素だった – 大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座
※朝にトマトを摂ると機能性成分“リコピン”が効果的に吸収されることを確認 – カゴメ
※トマトの加熱調理により、リコピンの体内への吸収・蓄積が増加することを確認 – カゴメ
※リコピンと美白・美肌に関する研究 – カゴメ