手足が冷えやすいという方は多いと思います。年齢を重ねるにつれて「季節問わずに手足が冷える」「手足だけでなく、おなかやお尻周辺も冷たい」と、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。
管理栄養士の筆者が、冷え対策のための生活習慣をご紹介します。
■「冷え」とは
手や足等の四肢末端等が温まらず、冷えているような感覚がある方は要注意です。下記のような自覚症状がある場合は生活習慣を見直しましょう。
・季節問わず手足が冷えている
・しもやけになりやすい
・布団、お風呂に入っても身体が冷える
・なんだかいつもだるい
・便秘や下痢になりがち
・痩せにくい
■冷え対策のための生活習慣3つ
(1)常温、または温かいものを摂取する
目を覚ましたい時や仕事で忙しかったりすると、つい冷たいものを摂取しがちですが、それは体内から冷えを誘発するようなものです。冷えは身体の表面だけでなく、身体の中の内臓を温めることも大切です。
季節問わず、常温のものや暖かいものを摂取するように心がけましょう。
(2)ストレスをためない
ストレスがたまり自律神経が乱れると、手足の血管の収縮がスムーズに行いにくくなることがあります。
自律神経は、内臓や血管などの働きを一定に保つ働きがあります。自律神経が乱れると全体のバランスが崩れやすくなります。そうすると、内臓に血液がスムーズに運ばれなくなり、冷えの原因につながります。
また、ストレスがたまると「ビタミンC」が浪費されやすいため、果物や野菜から積極的にビタミンCを摂取することも大切です。ストレスはためずに、発散していきましょう!
(3)薄着や身体を締めつける洋服は控える
寒い日も薄着でいる方がいますが、薄着は身体を冷やしやすいため、身体を温める服装を心がけましょう。
また、スタイルが細く見えるように締めつけの強い服や下着をつけると、血流がとどこおり、冷えの原因につながります。自分の体型に合った服や下着を身につけましょう。
「冷えは万病のもと」といわれます。放っておいていいことではありません。冷えに悩まされない身体を目指しましょう。
(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわえりな
「すべての女性は美しい」をモットーに「食べる」ことを通して自分らしく育児も自分磨きも楽しむメソッドを提案。)
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