※2017年9月8日更新
ヘアアレンジの中で、最も重要といっても過言ではないのが前髪。イメージづくりや、見た目年齢を左右するので、誰しも気にするパーツですよね。
今回は、前髪が長い人のための「前髪バリエーション」をご紹介します。
■前髪にする毛束を分ける
中心の生え際から5センチ位の深さで、三角形に毛束を取ります。残りの毛は後ろで一束にします。
(1)センターパート
真ん中で分けてサイドに下ろし、後ろの毛と一緒にまとめます。長さが足りない場合には、飾りピンなどで留めても良いでしょう。
髪質や顔立ちによっては、地味さや硬さといった印象も出やすいので注意が必要です。
ワックスなどを使って面を強調したり、メイクアップやアクセサリーの組み合わせによってオリエンタルで個性的な印象に仕上がります。
(2)ななめ前髪
いかなる場面でも、清楚で好印象な「ななめ前髪」。
三角に取った毛束の角を写真のように斜めに分け、後ろの毛束に入れ込みます。
残りの毛束を整えて、好みの位置に調整しながら、サイドでピンを使い固定します。
ストレートで斜めに下ろすパターンの他に、丸みをもたせて斜めに下ろすこともできます。丸みをつける場合には、跡のつかないピンなどを併用して丸みを出す位置を固定しながら、毛先をピンで留めると簡単です。
(3)ニュアンスななめ前髪
アレンジ(2)の「ななめ前髪」同様に分けます。
ストレートアイロンで、5センチ間隔に折れ目が付くようにクセ付けします。クセをつける時は、山と谷を作る要領で交互にストレートアイロンを当てます。挟んだ時にギュッと押さえて手首を回転し、折れ目が付くように当てていきます。
クセ付けができたら、軽くワックスなどをつけて毛の動きを出します。額にかかる髪の量を調整しながら、サイドでピンを使って固定します。
ストレートのななめ前髪とは違い、柔らかい印象で、ナチュラル感が演出できます。
(4)ポンパドール
アレンジ(3)の「ニュアンスななめ前髪」同様に、前髪全体にクセがついた状態で、生え際からひし形に毛束を取ります。
※ななめ前髪の分け方を左右対称にする。
毛束を左右に分けて、右の毛は左後ろ、左の毛は右後ろに向けて、クロスさせるように後ろにまとめると立体感が出しやすくなります。
毛先を留める際に飾りピンを使うと、華やかな印象に。
両サイドに下ろした毛束が、長すぎる場合には後ろに入れましょう。適度な長さであれば、サイドに残してルーズ感を楽しんでも良いです。
前髪が長い方でも、使う毛束を分けてアレンジすることで、簡単にイメージチェンジができます。
秋のファッションに合わせて、ぜひ挑戦してみてください。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト 上野リサ
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、幅広いジャンルで「顔創り」に取り組む。顔を起点とした”善い美容習慣の定着”を目指す「face conductor」というジャンルを開拓。)
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