テレワークの場合は自宅で過ごすことが大半なので、仕事への気持ちの切り替えがむずかしいという声をよく聞きます。女性にとってオン・オフの切り替えに有効なのは、メイクではないでしょうか。
コスメコンシェルジュの筆者が、普段メイクのステップを省きつつ、きちんと見えるメイク方法をご紹介します。
通勤の時とは違うリラックス感のあるメイクをしておけば、急なテレビ会議でもすぐに対応できます。
■ベースメイク
軽めに仕上げるベースメイクには、1ステップで完結できるアイテムを選びます。おすすめのベースメイクアイテムは以下の3タイプです。
(1)BBクリーム
化粧下地・日焼け止め・ファンデーションの役割があります。
カバー力が高く、やや重めなテクスチャーなので、シミやそばかすなどの肌ムラが気になる人におすすめです。
(2)CCクリーム
化粧下地・日焼け止め・カラーコントロールの役割があります。
BBクリームに比べて軽めなテクスチャーです。主に肌色の補正をするため、ナチュラルな仕上がりになります。
(3)クッションファンデーション
化粧下地・日焼け止め・ファンデーションの役割に加え、美容成分をふんだんに配合しているのでみずみずしい使用感です。
3つのなかでは一番カバー力がありきちんと感を出せるので、テレビ会議をする予定がある日はクッションファンデーションを使うと良いでしょう。
■ポイントメイク
ベースメイクで肌色を軽く補正したら、ポイントメイクで躍動感と血色感を足します。
眉毛
アラフォー世代のすっぴんは眉毛の存在感が薄く、眉を描いていないと不健康そうに見えがちです。
しかし、普段の眉メイクだときっちりとした印象になってしまうので、アイブロウパウダーを使ってふんわりとした眉毛に仕上げましょう。
アイメイク
一番手を抜きたいのが、アイメイクではないでしょうか? 手抜きメイクの場合はアイラインはひかず、ベージュ系のアイシャドウを使ってグラデーションを入れるだけでも目元がぱっちりとします。
「それすら面倒だな」という日には、黒縁メガネをかけてみてください。アイメイクをしていなくても、さりげなくカモフラージュすることができます。
リップ
保湿をしながら唇に色を足せる「色つきリップバーム」を活用してみてください。ひと塗りするだけで、顔色がぐんと良く見えます。
家のなかでも空気が乾燥しているので、「ケア+メイクをしている感」のために毎日リップバームを塗っておきましょう。
今後は、テレワークという働き方が主流になっていくかもしれません。省けるステップはとことん省いて、自分らしいテレワークメイクを見つけてみてくださいね。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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