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アンチエイジングならギリシャ式!?コーヒーの淹れ方&飲み方

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

コーヒーに含まれるポリフェノール「クロロゲン酸」は、脂肪の蓄積予防や燃焼促進、シミの予防、血流改善効果があることがわかっており、トクホ(特定健康保険食品)にも認定されている成分です。そのまま飲んでも美容や健康に役立つコーヒーですが、さらにアンチエイジング力を高めるコーヒーの淹れ方、ちょい足し食材をご紹介します。

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■アンチエイジング力を高めるコーヒーの淹れ方

アテネ大学の研究チームによれば、世界有数の長寿の島であるイカリア島で飲まれる「ギリシャ式コーヒー」には、クロロゲン酸などコーヒーポリフェノールが多く含まれ、カフェインが通常のコーヒーより少ないため、コーヒーの健康効果が高まるのだそうです。ギリシャ式コーヒーの淹れ方は簡単! 挽いた豆と水を鍋に入れて煮出して、コーヒー豆を漉せばでき上がりです。

 

■アンチエイジング力UPのちょい足し食材5つ

(1)シナモン

シナモンには、毛細血管を丈夫にして血流を改善する働きがあることがわかっています。クロロゲン酸とダブルの効果で血流をサポートして、クマやくすみの改善にもおすすめです。

 

(2)バニラ

バニラの香りには、気持ちをリラックスさせる働きがあるほか、腸の動きをスムーズにしてガスを排出させる働きがあるそう。緊張するとお腹が張ってしまう人にも◎。

 

(3)ココナッツオイル

ココナッツオイルを摂ることで体内に産生される「ケトン体」は、既に身体に備わっている抗酸化酵素を活性化させる働きがあり、身体のサビ予防にも効果的です。

 

(4)ジンジャーパウダー

ショウガを加熱乾燥することで増える「ショウガオール」には、既に身体に蓄積されている脂肪をエネルギーとして燃焼させる働きがあることがわかっていますから、冷え取りにもダイエットにも最適なスパイスです。

 

(5)ココア

コーヒー自体にも、ビフィズス菌を増やして腸内環境を改善する働きがあるのですが、ココアにはトマトジュースの約2〜3倍の食物繊維が含まれており、腸内環境美化をサポートします。コーヒーとの相性もGOOD。

ホットドリンクがおいしいこれからの季節、美容・健康効果の期待できる「ギリシャ式コーヒー」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)

【関連記事】
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【参考】
毎日1杯のギリシャコーヒーで寿命が延びる?調査結果 – AFP
コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸類)に、血管内皮機能改善作用と体脂肪低減作用があるつことを、ヒトで初めて検証 – 花王
成分情報 バニラ – わかさ生活
※高倉伸幸監修(2010)『シナモンメソッド』(角川SSコミュニケーションズ)
※からだにいいコトバ辞典【ジンゲロール】- からだにいいこと2014年12月号(祥伝社)
※石原新菜著(2013)『病気にならない 蒸しショウガ健康法』(アスコム)

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