白髪をしっかり染めようと思うと、やはり黒髪に近い色合いになってしまいます。最近では、明るめの白髪染めもたくさんでていますが、明るくなればなるほど、白髪に対しての染まりは甘くなってしまいます。
ある程度白髪に色が入って染められるぎりぎりの明るさは、カラーのメーカーにもよりますが、美容室で美容師さんが見せてくれるカラーチャートの「7レベル」くらいといわれています。
では、白髪がある方は、7レベルより明るいカラーは楽しめないのでしょうか? 答えはNOです。最近では、色々な方法で白髪染めを楽しんでいる方も多いのです!
美容師の筆者が、白髪染めに飽きた方におすすめの、白髪染めをおしゃれに楽しむ方法をご紹介します。
■気分一新!白髪染めをおしゃれに楽しむ方法
(1)人気のグラデーションカラーにする
グラデーションカラーは大人気ですよね。毛先にいくにつれて明るい色になると、毛先に軽さと透明感が出ます。
根元と毛先の明るさを変え、根元は濃く、毛先は明るめに染めます。ブリーチなしの施術で可能です。
あまりに毛先を明るめにすると差が出すぎてしまうため、根元と毛先の差が「2レベル」ぐらいが自然な仕上がりになります。根元が7レベルの場合、毛先は9レベルくらいにします。
根元をさらに濃くしっかり染めたい方は、根元を6レベルで毛先を8レベルくらいにする染め方も楽しめますよ。
(2)ブリーチでハイライトをいれる
ブリーチを使って、楽しんでみてはいかがでしょうか? ブリーチでハイライトをいれることで、全体のトーンが明るく見えます。
ブリーチと聞くと、「髪の毛が傷むから嫌」という方もいらっしゃいますが、最近では「ケアブリーチ」といって、傷みを最小限に抑えてくれる方法もあるので、担当の美容師さんに相談されてみてはいかがでしょうか。
ハイライトを入れることによりデザイン性も高まり、髪の毛に立体感も出ますよ。
(3)もっとお洒落に!インナーカラーをいれる
インナーカラーとは、髪の外側と違う色を内側にいれるヘアカラーです。
内側の部分をブリーチし、色を入れることにより、デザイン性が高まります。
アレンジすると内側の色も見え、より華やかになりますよ。
白髪染めで色があまり変えられず、飽きているという方には、どれもおすすめです。ぜひ、気になったものをお試しください!
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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