朝晩の空気が冷たく感じる季節。末端冷え性の人にはツライ季節が少しずつ近づいてきましたね。一番体温が下がる朝に身体があたたまる味噌汁を飲むと、手足を含めた全身があたたまり代謝を高めることに役立ちます。
ベジ活アドバイザーの筆者が、忙しい朝にぴったりな「1分で完成する味噌汁の作り方」をご紹介します。朝に味噌汁をいただくことで冷えとりやダイエットにも役立ちます。ぜひ、お試しくださいね。
■手早く完成!1分味噌汁の作り方
味噌汁というと欠かせないのが「出汁」ですよね。料理工程としては若干面倒くさいですが、出汁がないとなんとなく味噌汁の味がしまらないというのも事実。
そこで、簡単に出汁がでて、なおかつ出汁ごと食べられる簡易的な出汁食材としておすすめしたいのが「かつお節」です。かつお節、味噌、ネギを入れたお椀にポットで沸かしたお湯を注げば即席味噌汁が完成します。
1分味噌汁の作り方
材料(1人分)
・お湯 150〜200ml(お好みで調整してください)
・味噌 大さじ1
・かつお節 2分の1パック
・ネギ 4cm(火の通りやすいものならなんでもOK)
作り方)
(1)キッチンバサミで、ネギを粗みじん切りにしておきます。
(2)お椀のなかに、かつお節、味噌、(1)を入れたら、お湯をそそぎます。よく味噌が溶けたら完成です。
■冷えとりに加えたい野菜
身体を温める働きをする温性食品である「ネギ」や「ニラ」は、火の通りが早いのでおすすめです。身体の血行促進に役立つ「ショウガ」も冷えとりに役立ちます。
タンパク質豊富な「納豆」も温性食品の1つです。味噌汁に入れるとバランスもとれますし、美味しいですよ。
■時間があれば味噌汁に加えたい野菜
ここ数年、具沢山味噌汁が流行っていますよね。時間があれば、小鍋でさまざまな野菜を煮込む味噌汁を作ってみましょう。汁ごといただける味噌汁は野菜の栄養を逃すところなくいただくことができますし、温かいので満腹中枢を刺激して食べすぎ防止にもつながります。
前の晩に作った味噌汁を翌朝に温めて食べても良いですね。「ニンジン」や「ゴボウ」は火の通りは早くありませんが、根菜なのでよく噛むことができます。よく噛むことは脳の血流を促進する他、全身の血流を高めて体温を上げることにも役立ちます。
ヘルシーな「ハクサイ」や「キャベツ」を入れるとかさましになりますし、冷え改善にも有益に働くでしょう。
何を入れても美味しくなるのが味噌汁の利点。旬の野菜を中心にアレンジしてみてください。朝の味噌汁習慣で体温を上げて代謝をアップさせましょう。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※冷え性対策 「食」編 – テルモ
※よく噛む8大効用 ひみこのはがいーぜ – 学校食事研究会
※しょうが – わかさ生活
※噛むと全身の血流がアップ – シオノギヘルスケア