気温がぐっと下がり、肌の乾燥が気になる季節になってきましたね。肌の乾燥と共に唇の乾燥や荒れも気になる季節。
唇は、口周りの皮膚から口腔粘膜に移行する部分で皮膚と粘膜の中間と言われます。また、皮脂腺がなく角質層も薄いため、皮膚の水分蒸発スピードが速いのが特徴です。
唇は新陳代謝が高いのも特徴なので、気になるサインを感じたら、ひどくなる前に予防ケアや気づいた時点に適切な対処をして、悪化させないように心がけましょう!
■チェックして!唇のかさつきレベル早見表
0〜5までの段階レベルは下記のとおり。1から6のレベルになっていくほど、「NGリップ」です!
0. やわらかく適度な赤みがあり、輪郭がくっきりしている→赤ちゃんリップ
1. 乾燥や縦シワはない→大人リップ
2. 唇が乾燥し始めて、縦シワが気になる→かさつきリップ
3. 唇が硬くなった気がする→かちかちリップ
4. ざらざらとかさつき、皮むけがある→荒れリップ
5. 唇が切れて、痛みや出血を伴う→割れリップ
■皮むけを発見したらどうする?
乾燥して硬くなり、水分保持力を失った症状のひとつである「皮むけ」。ついペリッとはがしたくなりますが、それはNG行動です。角層を傷つけるばかりではなく、出血を伴うなどして、余計に悪化させてしまうだけ。
ヴァセリン+コットンで優しく拭き取る
気になったら、すぐに「ヴァセリン」などをたっぷり唇全体につけて唇を柔らかくしましょう。そして、ガーゼやコットンで優しく皮むけした部分を拭きとります。柔らかい素材で、優しく拭き取ることがポイントです。荒れやすい方は、週1回のヴァセリン+ラップで唇パックをするほか、以下の2つのアイテムもおすすめですので、チェックしてみて下さいね。
ヴァセリン リップ ロージーリップス/ユニリーバ・ジャパン
家では、いつものサイズのオリジナルのヴァセリンを使用し、出先での使用を考えるなら小さめサイズがおすすめ! 縦横たったの約3.5cmのミニタイプです。ほんのり色づき、保湿力も高いのが魅力。これなら、場所も取らず持ち運びに便利で、いざという時に大活躍します。同じサイズで色なしもありますので、用途にあわせて2個持ちも◎!
(7g オープン価格)
トレンドホリックリップピーリング/石澤研究所
リップ専用のシュガースクラブ。お砂糖とはちみつの成分が、唇の上でとろけてほんのり甘い香りに癒されます。リップのマッサージ・パック、どちらにも使用でき、一度で古い角質がつるっと取れてぷるぷるの唇になりますよ。気になった時に助けてくれるレスキューアイテムのひとつとして、筆者も愛用中です。使用後は、いつも以上にたっぷり保湿して下さいね。
(8g 税込価格¥1,404)
また、ケアしているのに唇トラブルの多いという方は、クレンジング剤や口紅の使い方の見直しをしてみて下さい。強く擦りすぎていたり、実は肌に合わない成分が入っているのかもしれません。これを見直すだけで、唇の荒れが解消するケースも多いですよ。
なにかとイベント続きの年末に向けて、かさかさリップとは卒業し、ぷるんと潤った「赤ちゃんリップ」を目指しましょう!
(ホリスティックビューティインストラクター 小塚美香)
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