食品を見栄えよく保つために使われることの多い食品添加物は、本来であれば人間の身体には必要のないものです。ヘルスコンシャスなエイジング女性ならば実は避けているラインナップを、つやプラの過去の人気記事からご紹介します。
■ハムなど加工肉は要チェック!「亜硝酸Na」
鮮やかな色のハムやソーセージ、いくら、コンビーフなどには、例に漏れず亜硝酸Naという発色剤が含まれています。この物質は発がん性の疑いもありますので、絶対に避けたい添加物のひとつ。しっかりチェックして避けるようにしましょう。
■赤みがかった食品を選ぶ際に注意したい「赤色106号」
福神漬けや桜エビ、かまぼこなどの赤味がかった食品に含まれる赤色106号。亜硝酸Naと同様、発がん性があると言われており、食品への使用を禁止している国もあるほど。色付けには、天然色素を使用している食品もありますので、上手に選ぶことが大切です。
■あらゆる食品に含まれる「リン酸塩」
リンは骨を形成するのに重要なミネラルのひとつ。しかし多量に摂取すると、カルシウムの吸収を妨げ、骨の形成異常を起こすリスクがあるほか、骨粗しょう症の原因になるとも言われています。インスタントラーメンや清涼飲料水など、幅広く使われる添加物のひとつです。
■この表記には要注意!「調味料(アミノ酸等)」
単純な表記からは想像がつきませんが、この中には何種類もの添加物が含まれます。特に主成分のグルタミン酸ナトリウムは、多量摂取すると頭痛やしびれを起こすほか、胎児の発育に影響を及ぼすとも言われています。リン酸塩同様、広く使われているので要注意。
■カット野菜は要注意!「亜塩素酸ナトリウム」
最近では生食用のカット野菜が目につくようになりましたが、これらには長時間鮮やかな色を保つために漂白剤、亜塩素酸ナトリウムが使われている可能性があります。毒性が強いため、その取扱には「最終食品の完成前に分解、または除去すること」という制限がされているほど。お手軽なものにはそれなりの理由があります。
■「偽漬物」の保存料「ソルビン酸・ソルビン酸K」
そもそも漬物は、食物を長期保存するために先人たちが編み出した知恵。お野菜を発酵させることで旨みを引き出すわけですが、近頃はきちんと発酵されていない「漬物風に味付けがされたもの」が多く出回っています。ソルビン酸は染色体異常を起こす不安のある添加物とも言われているので、しっかりチェックして避けましょう。
■カロリーゼロがウリ文句!「アスパルテーム」
いつの時代も、人が魅力を感じる味覚は「甘味」ですよね。砂糖は身体を老化させるから注意しなきゃと思っている女性も多いはず。アスパルテームはカロリーが低く、ダイエット食品に使われることの多い便利な人工甘味料ですが、発がん性があるという指摘もあります。特にエイジング世代は気をつけたいですね。
■清涼飲料水によく使われる「果糖ぶどう糖液糖」
スーパーの棚にズラリと並ぶ清涼飲料水。これらの甘味づけに使われているのが果糖ぶどう糖液糖です。トウモロコシのでん粉を使って作られる砂糖味シロップのことで、血糖値を急激に上げると言われています。しかも、使われるトウモロコシが遺伝子組換えの可能性もあるので、気をつけましょう!
スーパーに並んでいる食品のうち、今回ご紹介したような添加物が含まれていものを見つける方が難しいかも!? というほど、加工食品の大半には何かしらの添加物が含まれています。だからこそ、無頓着で良いというわけはありません。身体に優しい食生活を送るためにも、食品の成分表示はしっかりチェックするよう心がけてみてはいかがでしょうか。
(つやプラ編集部)