もうすぐ冬休みですね。実は、冬休みは、小学生が次の学年に上がる前に、これまで習った学習をおさらい&復習するベストタイミング。ただ期間も短く、家庭行事も多い冬休み。そこで、今回は効率的におさらい&復習できるようなポイントをご紹介いたします。
■「あやふやな分野」「できてない所」に絞っておさらい
おさらいといっても、時間も短い冬休みは、習ったところすべてをおさらいする必要はありません。「わかっているかどうか、ちょっとあやふや」な分野や、確実に「できていない・理解していない」所をお子さんと一緒に見つけ出し、そこに絞っておさらいすれば効率的にすみます。これらを見つけ出すには、過去のテストなどが役立ちます。間違えているところを集めて、どこがわかっていないのかを洗い出しましょう。
■ゲームやクイズ形式で楽しく
できていないところをおさらいするのは、誰だって楽しいものではありません。やる気だって起きなくて当然。そんな時は、ゲーム的要素を取り入れてみてください。例えば、親子でクイズ形式にして質問しあったり、社会科であれば、マンガで苦手な時代を読み込んだりするといいでしょう。テレビも上手に使って、テレビに出てきたところを地図帳にマーキングするなんて方法もいいですね。
■どうしても覚えられないところは「声に出す」
とっても苦手な分野や、どうしても理解できない所は、教科書や問題文を、声に出して読み上げるといいでしょう。声に出して読み上げることで、その音が耳から脳に入り、ただ黙読するよりも格段に頭に入りやすくなります。
冬休みは効率的におさらい&復習できる大事な時期。ぜひサポートポイントを抑えて、1年間の復習に役立てましょう。
(ライター・長岡宏江)
【関連記事】
・ダラダラっ子に怒る前に試したい「子育てに効くコーチング」