様々なイベントがやってきて、不規則になりがちな年末年始。暴飲暴食気味になってしまうこの時期にオススメなのが、ダイエッターにオススメの雑穀「きび」を使ったお粥。きびは冷凍すれば1年は保存ができて便利ですし、なにより簡単に出来上がるので、ぜひこのお粥レシピをマスターして!
■ダイエッターにオススメの雑穀きびとは
きびは、その味わいの良さから最も味のバランスが良い雑穀と呼ばれています。古代中国では、「黄米」と呼び、最高級の主食とされていたほど。炊き上がりが鮮やかな黄色で美しく、モチモチとした食感も好まれます。
■ダイエッターにオススメの雑穀きびの栄養価とは
きびの一番の特徴は、低カロリーであることが挙げられ、ダイエッターにオススメの雑穀であると言えます。女性が不足しがちな亜鉛も豊富で、精白米の約2倍も含まれています。食物繊維、マグネシウム、鉄などもそれぞれ約3倍含んでいます。また、きびには、その黄色の色味の部分に抗酸化作用に有効なポリフェノールを含んでいるため、アンチエイジング効果も期待できます。
■ダイエッターに嬉しい!カンタンきび粥レシピ
きびは、穀物の中でも粒が小さいのですが、モチモチ食感と優しいコクのある旨みで、黄色の鮮やかな色味も手伝ってか、存在感の強い雑穀です。食べ応えがあるため、満腹になりやすいのも嬉しい雑穀です。
きびの下ごしらえ方法
(1)きびをひたひたのお水に浸し、5分間待ちます。
(2)ラップをして5分温めたら、そのまま5分蒸らします。
(3)使う分ずつ小分けにして、冷凍保存しておけばいつでもきびを簡単に使うことが出来ます! 冷凍では1年は日持ちします。
簡単!もちもちきび粥レシピ(1人分)
(1)冷えたごはんを1/2膳、冷凍しておいたきび1/2膳分、それぞれ1対1の量を鍋に入れて、お水を2/3カップ入れて、コトコト温めていきます。
(2)温かくなったら、お味噌と細粒出汁を入れて出来上がり! 味噌の発酵パワーでより一層代謝を促します!
存在感のあるモチモチきびで、ヘルシーだけどお腹が満腹に! ぜひお試しあれ!
市販のきびはスーパーでも販売されており、100g400円程度で購入できますので、下ごしらえをし、いつでも使えるように冷凍保存しておいて!
(雑穀マイスター/雑穀エキスパート 澁谷梨絵)
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【参考】
※小谷部理加著(2014)『雑穀マイスター資格取得テキスト』(キャリアカレッジジャパン)