マスクをする期間が長くなり、ほうれい線が深くなったという声を聞くことが増えています。マスクで見えないからと放っておくのはよくありません。毎日ちょっと意識することで、ほうれい線のケアが行えます。
エステティシャンの筆者が、ほうれい線が少ないキレイな人がこっそりしている簡単な3つのケア方法をご紹介します。
■オススメは野菜!しっかり噛もう
噛むことで筋肉を使い、口周りとフェイスラインの引き締めが期待できます。
しかし、現代の食事は、あまり噛まなくても食べられるものが多かったり、ダイエットのため1日3食食べなかったりと、噛む機会が減っています。
そこで、オススメなのが「野菜」です。ガムを噛むのと異なり、しっかり噛まないと飲み込めないのがポイントです。
また、ダイエットにも支障がありませんし、ビタミンや酵素、ポリフェノールなど、アンチエイジングに良いと言われている栄養素も摂れて良いことばかり!
筆者は、時間があるときにキャベツの千切りを半玉切っておき、朝ごはんや夕飯、オヤツや夕方の空腹時などに食べています。はじめは顎が疲れるのですが、少しずつほうれい線への効果を感じられます。
■「あご裏掴み」でむくみもほうれい線もスッキリ
むくみの重さでたるんでしまうのも、ほうれい線が出る原因の一つです。
あごを掴むように指を入れていただくと、あごのリンパ節を刺激できて、むくみが取れやすくなります。すると、ほうれい線や口周りがスッキリしてきます。
やり方は簡単! あごの骨をあご裏から掴むだけです。ポイントは、押すのではなく「あごを裏から掴む」ことです。
はじめは、痛みや「ここに指が入るの?」という印象を感じる方もおりますが、無理せず、毎日行うと徐々にほぐれてきます。
■朝昼晩1回ずつでOK!「アイウエオベー体操」
マスクをつけていると、口を動かさずに話したり、笑ったりすることも無意識に行なっているようです。
そのため、意識的に口周りを動かしましょう。やり過ぎると筋肉疲労やシワを作る原因になるので、朝昼晩1回ずつ程度でOKです。
「アイウエオベー体操」やり方
やり方は簡単です。
「ア・イ・ウ・エ・オ」と大きく口を開けて行い、最後に舌を出しベーと顎に付きそうなくらい出します。
顔全体の筋肉を意識して、大きな口を開けて1回の「アイウエオベー」に集中してください。同時に目を大きく開けたりすると良いです。
ご紹介した3つのケア方法は、いずれも時間もかからず、毎日行うのに負担も少ない簡単ケアかと思います。まずは1週間試してみてください。1週間でも効果を感じられる方も多いですよ!
さらに毎日使用する化粧品でのケアを加えたい場合、今、とても話題になっている「レチノール化粧品」は力になってくれます。しかし、少し強めの成分でもありますので、使い方などをしっかり調べてから使用しましょう。また、コラーゲン生成を促す化粧品や筋肉を刺激する成分などを使用するのも効果的です。今回ご紹介したケアとあわせて試してみてくださいね。
(エステティシャン 山田 みき)
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