40代、50代と、年齢とともに気になる目尻のたるみ。たるみを改善するには、マッサージで凝りをほぐして血流を良くすることが大切です。
ここでは、メディカルDr.セラピスト、メディカル小顔美容矯正士である筆者が、目尻がたるむNG習慣と、下がり目尻に効果的な筋肉、おすすめのマッサージ法をご紹介します。
■目尻がたるむNG習慣に注意!
目尻がたるむのは、年齢だけのせいではないのをご存知ですか?
実は、普段の生活習慣の中にも目尻をたるませる原因が潜んでいるのです。
例えば、いつもアイメイクはしっかりめにしている、顔のマッサージを強めにやっている、マスカラで汚れた目周りはゴシゴシ拭いてからメイク直しする、などなど。
目の周りは皮膚が薄いため、非常にデリケートです。摩擦を加えることで、シワだけでなくたるみにも繋がってしまうので、摩擦をできるだけ起こさない意識を持つことが大切です。
■下がり目尻に効く頭皮の筋肉「側頭筋」
摩擦以外に、頭皮の凝りも、目尻がたるむ原因の1つです。
その理由は、頭皮と顔が1枚の皮で繋がっているから。頭皮が凝り固まってしまうと、表情筋も連動して動きが鈍くなります。
そのため、リフトアップには頭皮の凝りをほぐすことが大切です。
特に側頭筋は顔の横側にある筋肉。側頭筋を手で軽く引き上げると目尻がキュッと上がるように、側頭筋は目尻の引き締めに効果的な筋肉です。
■目尻のたるみを引き上げる側頭筋マッサージ
側頭筋の凝りをほぐすマッサージをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
(1)側頭筋をマッサージ
グーにした手を耳上に当て、心地いい力で後ろに向かって揉んでいきます。
いけるところまで揉んだら、生え際にもどり、先ほど当てた場所より上にずらして、同じように揉んでいきます。
頭頂部まで同じ動きを繰り返しましょう。片方が終わったら、反対側も同じことを行います。
(2)生え際をマッサージ(2回)
グーの手を生え際のトップにあて、そこからぐるぐる動かしながら耳上まで揉みます。
この動きを2回繰り返しましょう。
(3)手のひらで側頭筋を引き上げて10秒キープ(2回)
頭の横に手を当て、斜め上に引き上げてキープします。
この動きを2回繰り返します。
ご紹介したマッサージは、シーンを選ばずできる内容です。テレビを見ながら、お風呂に入りながらなど、ご自身の好きなタイミングでやってみてくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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