加齢とともに眉間にシワができてしまっていませんか?
眉間のシワは、不機嫌そうに見えたり、怒って見えたり、老けて見られてしまったりして、人に与える印象がマイナスになりがちです。
エステティシャンの筆者が、眉間にシワが寄りやすい人が気をつけるべきことと、眉間のシワ解消に役立つマッサージをご紹介します。
■目の疲れや視力低下を放置しない
眉間のシワの大きな原因になるのが、「目の疲れ」と「視力の悪さ」です。
目が疲れていたり、視力の低下からモノが見えづらかったりすると、無意識のうちに眉間にシワを寄せる表情をしてしまいますし、その頻度は自分が思うよりも多いのです。
眉間のシワは表情筋なので、「眉間にシワを寄せる動き」を日常から減らすことが、予防や改善には不可欠です。思い当たる人は、まずはメガネやコンタクトなどを新調したりして、「見えやすい状況」をつくりましょう。
目の疲れから目をしかめてしまう人の場合、目の疲れにはビタミンB1が良いといわれています。食事で摂取したり、薬局で目薬について相談したりして対処しましょう。
また、眩しさから眉間にシワを寄せてしまうこともありますが、眩しさを強く感じる場合は目の疾患が隠れていることも。気になる人は一度眼科で相談してみてくださいね。
■眉間まわりの筋肉をほぐして緩める
眉間のシワは、眉毛を中心に寄せる表情の動きをすることでシワがより、それが形状記憶されてシワとして刻まれていきます。
この表情をつくるときに、力が入るのが、イラストの「皴鼻筋」という眉頭のところの筋肉。
眉間にシワを寄せる癖のある人は、ここの筋肉が凝り固まっていることが多いので、まずはこの筋肉をほぐしましょう。
眉頭の筋肉を、人差し指と親指で上下に挟み、持ち上げるように円を描きます。ゆっくりと10回が目安です。朝晩と、仕事やPCなどで目が疲れたと感じたときに行ってください。
■シワ改善成分を味方につける
2017年に医薬部外品シワ改善有効成分に承認されたレチノールなど、「シワ改善の効果」が見込める化粧品の使用も、「眉間のシワ」対策にはおすすめです。
継続して使用することで、乾燥が和らぐ、お肌のハリやふっくら感を感じる、シワが薄くなるなどの実感を得られるかもしれません。
お肌が弱い人は、ピリピリや皮剥けなどがないように、頻度や使用量などに気をつけながら使い始めましょう。
眉間のシワはどうしてもネガティブな印象を与えてしまいがちです。出来る限り作らないほうが良いでしょう。気になる人は、できることからケアを始めてみましょう。表情の癖が減れば、薄くなるのも夢ではありませんよ。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
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