高タンパク低カロリーでダイエット食材としておなじみのお豆腐。これからの季節は、温かいお豆腐が美味しい季節ですよね。
お鍋に昆布とお豆腐を入れて温めるだけで食べられる湯豆腐は、ダイエット中に小腹が空いたときにもピッタリです。
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して18年の美養フードクリエイターである筆者が、湯豆腐にちょい足しでダイエットサポートにもなる、美腸効果を高める食材を3つご紹介します。
■湯豆腐を美味しく作るコツ
昆布を入れる
湯豆腐を作るときは、かならず昆布を入れて昆布だしを取りましょう。
水に数時間昆布を入れておくのがベストですが、時間がないときは、昆布の繊維を断つように切れ目を入れ、出汁が出やすい状態にして、弱火にかけましょう。沸騰しない温度で20分程度置くだけでも出汁がでて、湯豆腐が美味しくなります。
沸騰させない
お豆腐を入れてから沸騰させてしまうと、お豆腐の水分が抜けて固くなってしまいます。
沸騰させずに、お豆腐を温めます。冷蔵庫から出してすぐのお豆腐を湯豆腐にすると、芯まで温まるのに時間がかかりますから、調理する少し前に冷蔵庫から出しておくとよいでしょう。
■湯豆腐にちょい足しで美腸効果を高める具材3つ
(1)とろろ昆布
お豆腐は、食物繊維がほとんど含まれていません。
善玉菌は水溶性食物繊維が大好きなので、とろろ昆布をちょい足しして、水溶性食物繊維を一緒に摂りましょう。
昆布のうま味で、お豆腐もさらにおいしくなりますよ。
(2)薬味
湯豆腐は温かい食べ物なので、それだけでも身体を温めますが、ゆずや万能ねぎなどの薬味は、抹消部の血管を広げて、血液の流れをスムーズにする働きがあります。
寒い季節は、抹消部の血流が滞りやすく、腸の動きも緩慢になりがちですから、血流をサポートする食材を一緒に摂って、腸の動きを促しましょう。
(3)海藻
とろろ昆布の粘りが苦手な方におすすめの水溶性食物繊維は、わかめなどの海藻です。
カットわかめやサラダ用の海藻ミックスなら、とろろ昆布のような粘りがなく食べやすいです。
湯豆腐の味付けの定番であるポン酢とも、よく合いますよ。
簡単に作れて身体が温まる湯豆腐。腸活食材をちょい足しして、ダイエットや美腸に役立てたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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