冬は腸にとって厳しい季節。寒さのために腸が動きにくくなることも考えられるからです。これからの季節、腸によい習慣を心掛けて取り入れていきましょう。
ウエルネス&ビューティーライター、アロマコーディネーターの筆者が、腸にとってのNG習慣と良い習慣をご紹介します。
■冬の腸の大敵は、冷えと運動不足!
夏が終わって気温が下がりはじめると、からだが冷えやすくなって血行が悪くなるために自律神経のバランスが崩れ、便秘を引き起こしやすくなります。
また、運動不足にもご注意を。軽い運動を行なうことでも腸のぜんどう運動は活性化します。
■ご用心!腸が疲れる冬のNG習慣5選
(1)湯船に浸からずシャワーで済ませる
疲れているからと、シャワーで済ませてしまいがちな方は、ぜひ湯船に浸かる習慣をつけましょう。
おすすめしたいのは、浴槽に張ったゆるめのお湯に、冷えの予防・改善に役立つベルガモットのエッセンシャル・オイルを2~3滴ほど落として入ることです。
(2)つい冷たいスイーツに手が出てしまう
気温が下がってきても、アイスクリームなどの冷たいスイーツに手が出てしまう方は、控えるよう心掛けていきましょう。
同じスイーツをいただくなら、温かいお汁粉はいかがですか。小豆は食物繊維が豊富な、腸活に役立つ食材です。
(3)ストレスをためたままでいる
ストレスは手足の血管や筋肉を収縮させ、血液のめぐりを悪くさせるため、冷えを招きます。さらにストレスは胃や腸の動きに影響し、便秘を引き起こすことも。
趣味を楽しむなど、ストレスを解消する時間を持つよう心掛けましょう。
またラベンダーやジャスミンといった、リラックス効果のあるエッセンシャル・オイルをティッシュペーパーに数滴落として、枕元に置いて眠るのもおすすめです。
(4)運動する機会がない
寒くて運動する意欲が持てない方は、日常生活の中にちょっとした運動を組み込む工夫をしてみませんか。
たとえば家事や仕事の合間にストレッチをしたり、歯磨きをかかとを上げ下げしながら行なったりするなど、軽い運動から実践してみましょう。
また歩く際は背筋を伸ばして歩幅を広く取り、早めのスピードで歩くだけでも運動量が稼げます。
(5)呼吸に無頓着
呼吸に意識を向けることも大切です。
呼吸が早く、浅くなりがちな方は、腹式呼吸を行なう習慣を持ってください。
鼻からゆっくりと息を吸いながらお腹をふくらませていき、次に口から息を吐きながらお腹をへこませます。腹筋や横隔膜が刺激され、腸の動きも活発になります。1日に5回程度からはじめていくといいでしょう。
「疲れにくい腸」に整えていくには、毎日のちょっとした良い習慣が大切になります。冷えないめぐりの良いからだを目指して、どうぞご自愛なさってくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※自分で出来る便秘改善法(生活編) – タケダ漢方便秘薬
※自分で出来る便秘改善法(運動編) – タケダ漢方便秘薬
※冷え性について知ろう! – 小林製薬
※呼吸の効果 – 湧永製薬
※腹式呼吸のやり方 – 日本医師会
※小豆 – わかさ生活