年齢とともに気になってくる「顔のたるみ」。その中でも見た目年齢の印象を大きく左右するのが顔の下半分です。
顔の下側は「たるみ」を感じやすいのですが、その大きな原因が「舌に関わる筋肉の低下」です。舌関連の筋肉が衰えてくると、二重アゴ、フェイスラインのもたつきやたるみなどに直結します。
エステティシャンの筆者が、「顔の下半分」の明暗を分ける筋肉が衰える原因と対策をお伝えしていきます。
■顔たるみの原因は、舌!?
お顔のたるみは、お顔の筋肉のコリや衰え、肌のハリ弾力の低下から引き起こされます。
その中でも大きく印象を左右するのが「顔の下半分」です。頬、フェイスライン、顎まわりがシャープさをキープできれば、お顔の印象は若々しさを保つことができます。
その中でも、大事なのが舌の関わる筋肉なのです。
「舌を支える舌筋群」がうまく使えずに、衰えてくると「口がポカンと開く・口呼吸」が起こりやすくなり、二重アゴの原因にもなります。
■日常で注意すべきNG行動
日常で気をつけて欲しいのがまず、姿勢です。猫背や下を向く姿勢は、二重アゴやたるみにも悪影響です。
また、鼻炎などで口呼吸の時間が長い人は要注意。口をぽかんと開けている間は、舌が落ちて支える筋肉がサボっている状態です。この状態は=二重顎予備軍といっても過言ではありません。口は閉じて、鼻呼吸がベストです。
さらに口の中で舌は上顎についている状態が自然ですので、自分ができているかぜひチェックしてみてくださいね。
■顔のたるみ対策に!簡単舌エクサ
自宅でも簡単にできる舌筋群を鍛えるエクササイズを紹介します。これで、二重顎や顔の下半身のもたつきを予防&改善していきましょう。
(1)天井を向きます。
(2)舌をベーっと天井に突き刺すように出します。
この時、舌の根っこの部分がきゅっと閉まる感じを実感できたらOK!
(3)突き出したら10回ほど、舌を出したり、引っ込めたりします。
(4)今度は舌を左上に突き出し、また10回ほど舌を出したり、引っ込めたりします。
(5)右側も同じようにしましょう。
突き出すときに「う」と発声するのも効果的です。人に聞かれたくない場合は、無音でももちろんOKです。
むりのない範囲で、舌を鍛えるエクササイズをぜひ日常のケアに取り入れてみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
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