夏には外せない食材のひとつ、そうめんは意外にカロリーも糖質も高く、ダイエット向きとはいいにくいところもあります。そこで腸内環境をよくする食べ方で、太りにくい一食にすることをおすすめします。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、そうめんにちょい足しするだけで、腸の調子がよくなる組み合わせをご紹介します。
■そうめんだけでは不足しがち!腸活に◎な栄養素
腸活メニューとしてそうめんを食べるときには、腸の働きを整えてくれる乳酸菌や食物繊維をプラスしましょう。定番の食べ方では不足しがちな栄養素です。
薬味に加えても、つゆに足してもいいでしょう。
■そうめんで腸活を!おすすめちょい足し食材5つ
(1)なめこ
なめこの独特なぬめりは、水溶性食物繊維のペクチンという成分によるもので、腸内環境を整える働きがあります。
さっと茹でて冷ましたなめこを薬味と共にそうめんに乗せたり、そうめんのつけ汁に加えてもいいでしょう。
(2)オリーブオイル
オリーブオイルに含まれるオレイン酸には、腸の働きを活発にしてくれる働きがあります。
そうめんのつけ汁にオリーブオイルを加えていただくと、また風味が変わっていいものです。
(3)すぐき漬け
京都の三大漬物ともいわれるすぐき漬けには、ラブレ菌という植物性の乳酸菌の一種が含まれています。
ラブレ菌の生命力は大変に強く、生きたまま腸内に届き、悪玉菌の増殖を防ぐ働きがあるそうです。
そうめんの薬味として添えてみてください。
(4)キムチ
キムチに含まれる植物性の乳酸菌には、腸内環境を整える働きがあります。
またキムチに使われている唐辛子に含まれているカプサイシンも、腸のぜん動運動をうながす整腸作用を持っています。
薬味に使うほか、同じ発酵食品同士のキムチと納豆を使ったそうめんも腸がきれいになる食べ方です。
キムチ納豆そうめんのレシピ
材料(1人分)
そうめん 1束
キムチ 大さじ1
納豆 1パック
ごま油 小さじ1
めんつゆ(ストレート)大さじ1
長ねぎみじん切り 少々
刻み海苔 少々
作り方
(1)キムチと納豆を軽く混ぜ合わせておきます。
(2)ごま油とめんつゆを混ぜ合わせておきます。
(3)そうめんは時間通りに茹でて冷水でしめておきます。
(4)(3)を皿に盛り、(1)を乗せて(2)を回しかけ、長ねぎのみじん切りと刻み海苔を乗せれば完成です。
糖質過多になりがちなそうめんですが、一緒に食べる食材次第でヘルシーな一品になります。この夏、ぜひ新しい味に出会って、涼味と美腸を両立してくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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・知らない間に太る!?今すぐ変えたいNG生活習慣
【参考】
※ラブレ菌 – わかさ生活
※なめこ – わかさ生活
※オリーブ油 – わかさ生活
※腸内環境を整える方法とは?おすすめの食べ物や効果について徹底解説! – クラシエ
※カプサイシン – わかさ生活