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満足感もUP!素麺がヘルシーになるつけダレレシピ

管理栄養士
今井尚美

喉越しが良く、つい食べすぎてしまいがちな「素麺」。炭水化物量が多いので体型維持に注力する人は注意して食べたい素麺ですが、つけダレを意識することで、ヘルシーかつ美容に役立つ栄養素を摂取することができます。

素麺

管理栄養士の筆者が、40・50代の美容をサポートする素麺のつけダレをご紹介します。

■40・50代におすすめ!美容をサポートするつけダレ3選

(1)トマト×オリーブオイル

トマトに含まれる「リコピン」は抗酸化作用があり、肌のシミやたるみの原因となる活性酸素を除去する働きがあります。また、油と一緒に摂取することで吸収率が高まるといわれています。

紫外線でダメージを受けやすい夏の肌に効果的な組み合わせの洋風つけダレとなっています。

作り方(1人分)

トマト1/2個とバジル2枚を細かくカットし、普段食べる量のめんつゆに加えます。そこにオリーブオイルを大さじ1/2回し入れたら完成です。

バジルの香りには食欲をUPさせる効果が期待できるため、夏バテ気味の時にもさっぱり食べられますよ。お好みで、レモン汁をプラスしても◎。

(2)豆乳×すりゴマ×味噌

豆乳の「イソフラボン」は更年期症状をやわらげる働きがあるため、つやプラ世代の女性は意識して摂取している方も多いかと思います。そのイソフラボンには抗酸化作用もあるため、アンチエイジングにもおすすめです。

同じく抗酸化成分をもつすりゴマ(セサミン、ビタミンE)や、味噌(メラノイジン)と組み合わせましょう。豆乳とゴマには「カルシウム」も含まれるので、骨の健康維持にも役立ちます。

ごまは外皮が硬いため、栄養素を効率良く吸収するためには“すりゴマ”や“練りゴマ”を利用してくださいね。

作り方(1人分)

無調整豆乳100ml、大さじ1のすりゴマ、大さじ1/2の味噌を混ぜたら完成です。

お好みで刻んだみょうがを加えると、食感や風味がさらに良くなります。みょうがの独特な香りには、血行を良くする働きがあるため、夏の冷え対策にもおすすめです。

(3)大根おろし×ちりめんじゃこ×梅

ちりめんじゃこは丸ごと食べられるため、つやプラ世代が意識したい「カルシウム」を摂取できる優秀な食材です。また、梅に含まれる「クエン酸」にはカルシウムの吸収を高める働きがあるため、骨の健康維持に効果的な組み合わせです。

一方、大根には胃腸の機能を活発にする「アミラーゼ」や「ビタミンC」が豊富に含まれているため、夏バテ気味の時や夏の疲れた肌を労りたい時におすすめです。

少し食感を残した大根おろしにすれば、シャキシャキとした食感も楽しめるつけダレになりますよ。

作り方(1人分)

普段食べる量のめんつゆに、お好みの量の大根おろしとちりめんじゃこ大さじ1、梅小さじ1/2を加えて混ぜたら完成です。

めんつゆの代わりにポン酢としょうゆを使えば、さらにさっぱりとした和風つけダレになりますよ。

めんつゆだけで素麺を食べるより満腹感を得ることができるので、ダイエットにもつながると思います。いずれも身近な食材で手軽に作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

 

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【参考】
リコピン – わかさ生活
クエン酸 – わかさ生活

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