日本人の食生活にとって、身近な食材である昆布。実は痩せ体質に導いてくれる成分が豊富に含まれています。もっと食卓に乗せていきましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、昆布の魅力とおすすめの食べ方をご紹介します。
■血糖値の上昇が緩やかに
昆布には水溶性の食物繊維が含まれています。
これは食べたものを抱え込んで、小腸までゆっくり運んでいく力があるので、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
さらに腸内環境を整えてくれる働きも期待できますよ。
■ヨウ素の力で基礎代謝がアップ
さらに、昆布に含まれているヨウ素には、基礎代謝を高める作用があります。
また、昆布のもつうま味成分のグルタミン酸には、脂肪の蓄積を防ぐ作用があるという報告もあるので、ダイエットのサポートも期待できます。
■昆布の常食で痩せ体質に!効果的な食べ方3つ
(1)スナック代わりに!ヘルシーな「昆布チップス」
カリカリ、さくさくしたポテトチップスは美味しいですが、高カロリー、高糖質、高脂質です。
代わりに低カロリーで低脂質、低脂質、さらに食物繊維が摂れる昆布チップスを楽しみましょう。
だしを取った後の昆布で簡単に作れます。
材料(作りやすい分量)
だし昆布 10cm
作り方
(1)だしを取った後のだし昆布は水気をよく拭き取り、キッチンばさみで2㎝くらいの角切りにしておきます。
(2)(1)を耐熱容器に移し、クッキングペーパーをかぶせて電子レンジ(600W)で加熱します。1分ほど加熱したら様子を見て、裏返ししてさらに加熱します。全体がパリッと仕上がれば完成です。
(2)ミキサーで手軽に!万能「昆布ドレッシング」
こちらも、だしを取った後の昆布で作るドレッシングです。とろみがあって満足感も得やすく、ダイエット中にはとてもおすすめ。サラダはもちろん、おひたしや和え物など、幅広く使えます。
材料(作りやすい分量)
だし昆布 10cm
白だし 1/4カップ
ポン酢 1/4カップ
オリーブオイル 1/4カップ
作り方
(1)だし昆布はキッチンばさみで細かく切っておきます。
(2)(1)と白だしとポン酢、オリーブオイルをミキサーでなめらかになるまで攪拌すれば完成です。
(3)混ぜるだけ!生野菜がすすむ「塩昆布ディップ」
野菜スティックは、ダイエット中におすすめの一品。口寂しいときの間食にも、スナックがわりに取り入れてください。
思わず野菜が食べたくなるディップを添えてどうぞ。
材料(作りやすい分量)
塩昆布 大さじ1
クリームチーズ 60g
こしょう 適宜
作り方
(1)塩昆布は細かく刻んでおきます。
(2)クリームチーズは室温に戻し、ボウルに移してやわらかく練っておきます。
(3)(1)と(2)をよく混ぜ合わせ、こしょうを振ってさらに混ぜれば完成です。
昆布と言えば、髪を美しくしてくれる食べ物というイメージがありますが、ダイエットにも役立つとてもありがたい食材です。常食することで痩せ体質になって「ダイエットしていないダイエット」を実現してみませんか?
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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・昼食が不調の原因に!?避けたいNGメニュー3つ
【参考】
※コンブ – わかさ生活
※ヨウ素(ヨード) – わかさ生活
※グルタミン酸 – わかさ生活
※うま味アカデミー 講座9 減塩やダイエットにも一役 – 味の素