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塩コショウしすぎはNG!絶品ステーキを焼くコツ4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

ちょっと良いお肉を調理するとき、せっかくですから、いつもより気合いを入れて美味しく焼きたいものですよね。いいお肉だけに関わらず、スーパーで購入した一般的な価格帯のお肉でも、きちんとコツを掴んで調理すれば、美味しいステーキに仕上がります。そこで今回は、料理研究家である筆者が「旨味を閉じ込めた絶品ステーキを焼くコツ」についてご説明いたします。

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■1:焼く30分前には冷蔵庫から出しておく

冷たいお肉は火の通りが悪く、焼いていても表面ばかりに熱が集中してしまいます。中まで均一に火を通すには、調理する30分ほど前には冷蔵庫から取り出し、常温にしておくことが必要です。

 

■2:塩コショウは焼く直前に!

塩コショウをするのは、焼く直前にしましょう。塩をふりかけると浸透圧が働き、お肉の中から水分が出てしまいます。また、ふりかけすぎると水分と一緒に旨味が抜け出すのを助長させてしまいます。焼いた後に味付けをすればよいだけで、塩コショウは適量で済ませるのがベストです。

 

■3:脂肪と赤身の間には、小さな切れ目を

脂肪と赤身の間に細かく切れ目を入れると、焼いている間にお肉が反り返ってしまうことを防げます。お肉が反り返ると熱の通りにムラが出来て、均一に焼き上げることが難しくなってしまいます。特に豚肉でステーキをする際には注意したいポイントです。

 

■4:安いお肉と高いお肉では、最適な温度が違うことを意識!

高価なステーキ用のお肉は、分厚く立派なことが多いですよね。対してリーズナブルなステーキ用のお肉は、薄めであることが多いです。お肉を焼く時は肉汁と一緒に旨味を逃がさないために、中心部が65度以下になるように意識するのが無難。安いお肉と高いお肉では薄さや火の通りが違うため、焼き加減を調整する必要があるので注意しましょう。

いかがでしたか? 今回ご紹介したコツを実践するだけで、いつもより格段においしい、お店のようなステーキを味わうことが出来ます。良いお肉の時だけでなく、いつものお肉でも絶品ステーキが味わえます。是非試してみて下さい。
(料理研究家 オガワチエコ)

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