痩せ体質になるために大切な腸内環境。腸活には食生活だけでなく、生活習慣を変えることが必要な場合もありますが、知らず知らずのうちに腸内環境が悪くなる習慣が身についていないでしょうか?
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して19年の美養フードクリエイターである筆者が、腸内環境を悪くする、朝やりがちなNG習慣を3つご紹介します。
■腸内環境が悪くなるNG習慣3つ
(1)休日の朝寝坊
体内時計という言葉があるように、私たちの身体は一定のリズムに従って動いています。この体内時計は、24時間では動いていないため、毎朝のリセットが必要です。
朝起きて朝日を見ることでリセットされる体内時計ですが、起きる時間がバラバラだと、リセットの時間もバラバラになってしまうため、体内のリズムが整いません。
体内のリズムが整わないと、代謝も悪くなり、また腸の動きも悪くなって余分なものをため込んでしまう身体になってしまいます。
休日など、朝寝坊したい日もあるとは思いますが、極端な朝寝坊は避け、できるだけ一定の時間に起きる習慣を身につけましょう。
(2)冷たい水を飲む
寝ている間も、汗や呼気によって体内の水分が消費されているため、朝起きて水を飲むことはとても大切なことです。
ですが、冷蔵庫から出したての冷たい水はNG。
朝は一日の中で一番体温が低く、胃腸も冷えている時間帯。そこに冷たい水を飲むと、身体がさらに冷えて胃腸の働きも悪くなってしまいます。
朝の1杯は、常温の水か白湯を飲む習慣をつけましょう。
(3)朝食を食べない
朝起きて朝日を見ることに加え、朝食も体内時計をリセットする大切な合図です。
朝忙しくて朝食をゆっくりとる時間がない方は、温かいお味噌汁やホットミルクなどでもOK。何かしら胃に入れて、胃腸に朝が来たことを知らせましょう。
朝食をとることで、胃腸が動きだし、朝のスムーズなお通じを促して、余分なものをため込まない良い腸内環境を保つことができます。
生活習慣を変えることは簡単ではありませんが、腸内環境のため、少しづつでも良い生活習慣を身につけたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
【関連記事】
・朝の一杯で一日が終わる!?朝飲んではいけない飲み物
・デブ菌が増える!?腸疲労を招く食べ物4つ
・卵かけご飯+●●で髪が若返る!?効果を高める食材3つ
・実はやってはいけない「納豆の食べ方」3つ