女性の美の要は、何と言っても女性ホルモン。しかし、ストレスやエイジングで分泌量が低下してくると、やって来るのは肌荒れ、小じわ、シミ、肥満に更年期障害といったもの。筆者おすすめの対策は、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをもつイソフラボンをとること。大豆製品を食べて、美味しく補給しましょう。
■ 女性ホルモンとそっくり!天然成分のイソフラボン
大豆には、イソフラボンがたっぷり含まれています。イソフラボンとは、女性ホルモンとそっくりの働きを持つ天然成分。コラーゲンの生成を促して肌をみずみずしく保ってくれるほか、血流の改善効果、骨粗しょう症の予防など、女性の強い味方になる栄養素です。サプリメントからでもとれますが、せっかく大豆製品に含まれているのですから、食品からとっていきたいもの。たんぱく質の摂取も、肉や魚だけでなく、大豆製品からとることも考えましょう。豆腐、納豆、味噌といった、日本人にはなじみ深い食材であることもうれしいですね。
■女性にうれしいフィンガーフードは枝豆
また、人気のあるお酒の肴に枝豆がありますが、枝豆は大豆の未熟豆で、大豆には含まれていないビタミンAとビタミンC、そしてむくみの原因になる塩分を排出してくれるカリウムまでも含まれている、大変栄養価の高い食品です。もちろんイソフラボンもしっかり入っています。ちょっとつまめるフィンガーフードが欲しいときは、枝豆がベストです!
■手軽に作れる!かんたん大豆製品レシピ
では手軽に作れる、簡単な大豆製品のレシピをご紹介します。油揚げ、豆腐、納豆はぜひ、いつも買い置きされておくことをおすすめします。
1 カリカリ油揚げ
油揚げをスティック状に切り、テフロン加工のフライパンでから炒りするだけ。カリカリ、サクサクした食感のスナック風な油揚げに大変身です! 塩・こしょうでどうぞ。お好みで七味やカレー粉をふっても◎。ビールにぴったりです!
2 アレンジ冷奴3つ
トッピングを色々と用意すると、立派なメインディッシュになります。いずれも目先が変わって、美味しくいただけます。
・ オニオンスライスにかつおぶしをまぶし、ごま油を少々落としたもの
・ 青じそと明太子を和えたもの
・ ひきわり納豆と梅肉を和えたもの
大豆製品の摂取を増やせば、イソフラボンの効果が得られるだけでなく、自然に低脂質、低カロリーのメニューが構成でき、身体にやさしい食生活が実現します。女性らしい魅力をはぐぐんでくれる大豆製品と、大いに親しんでください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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※農林水産省