冷たいアイスティーがおいしい季節となりました。アイスティーといえばシロップで甘味をつける方が多いと思いますが、エイジング世代ならば人工の糖質はなるべく控えたいもの。代わりにビタミンや抗酸化成分が豊富なフルーツをプラスしてみてはいかがでしょう? 栄養もおいしさも、そして美容効果までしっかり得ることができます。今回はそんな「フルーツアイスティー」にふさわしい果物を3つご紹介します。
甘美な香りととろけるような果肉が、アイスティーのおいしさをさらに引き立ててくれる桃。クエン酸やリンゴ酸などの植物酸が、疲れたカラダをやさしく癒してくれます。また食物繊維の代表選手であるペクチンも含まれるため、便秘解消にも◎。桃のピンクと紅茶の赤がマッチして見た目にもかわいく、お客様にも喜ばれそうです。
こってり食のお供に「パイナップル」
芳醇な香りとほどよい酸味が魅力のパイナップル。糖質代謝をうながすビタミンB1や、肉などのたんぱく質を分解する酵素が多いことで知られています。よって、こってりした重たい食事のお供にはパイナップルアイスティーが最適。消化をうながし、食物繊維との相乗効果でお腹の調子を整えてくれます。
美容成分の宝庫「マンゴー」
南国フルーツの女王ともいわれるマンゴー。老化を招く活性酸素を抑制するカロテンや、抗酸化作用が強いビタミンC、利尿作用のあるカリウムなど、アンチエイジング成分がたっぷり含まれています。完熟したとろみのある果肉は、紅茶との相性もぴったり。まだまだ高価ですが、たまに味わう贅沢ティーとしてどうぞ。
シンプルなアイスティーが、フルーツを入れるだけで豪華にさま変わりします。暑い季節を楽しく、そしておいしく乗り切る工夫としてぜひ試してみてくださいね。
(ホリスティックビューティインストラクター&ティーアドバイザー Eriko)
【関連記事】
・水出しはNG!?ルイボスティーの効果的な飲み方・選び方
【参考】
※白鳥早奈英・板木利隆監修(2009年)「もっとからだにおいしい野菜の便利帳」高橋書店