れんこんで美味しく、スリムな身体を手に入れませんか?
栄養士・ヘルシー料理研究家の筆者が、簡単に作れるれんこんの痩せレシピをご紹介します。
■れんこんがダイエット向きな理由
れんこんはクセや苦みが無く、お好きな方が多いのではないかと思います。
そんなれんこんは、風味がいいだけでなく、ダイエットの観点からも優れた特長があります。
(1)むくみに◎!カリウム
れんこんに含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。
現代の食事は塩分過多の傾向にあり、塩分の過剰はむくみの元凶となります。
むくみが解消されるだけで1kg以上体重が減る方もいるほど、シルエットに大きく影響します。
(2)腸内環境に◎!食物繊維
れんこんに含まれる食物繊維は、痩せやすい身体作りにおいて重要な成分です。
腸内環境を良好に保つ、糖分や脂肪分の吸収を妨げるといった働きが期待できます。
腸内が良好に保たれていると、痩せやすい身体作りを支える腸内細菌が増え、逆に腸内環境が悪い状態が続くと、太りやすい身体に導く腸内細菌が増えるといわれています。
(3)糖分をエネルギーに◎!ビタミンB1
食事によってとりこまれた糖分は、代謝の過程で体を動かすエネルギーに変換されます。
れんこんに含まれるビタミンB1は、この過程をサポートする働きが期待されるビタミンです。
エネルギーに変換されなかった糖分は体脂肪として体に蓄えられるため、エネルギーに変えることはダイエットには必須となります。
(4)満足感◎!シャキシャキ食感
れんこんは、シャキシャキした食感が特徴の一つで、美味しさの要でもあります。
この食感があることで、自然と咀嚼回数が増えるため、満足感が得られやすくなります。
また、食べるのに時間がかかるので、食べ過ぎ防止にもつながります。
■簡単に作れる!れんこん痩せレシピ
れんこんは、どんな食材とも合わせやすい食材です。
今回はれんこんにちょい足しアレンジで作れる、ダイエットサポート力がアップするれんこんレシピを紹介します。
れんこんもち
すりおろしたれんこんと片栗粉を混ぜて焼いたお餅です。
本来はもち米から作られる糖質の高いおもちを、低糖質で食べることができます。
材料(2人分)
れんこん 200g
片栗粉 大さじ2
しょうゆ 小さじ1/2
サラダ油 小さじ1
作り方
(1)れんこんは皮を除いてすりおろし、軽く水気を絞ります。
(2)ボウルに(1)、片栗粉、しょうゆを入れてよく混ぜます。4等分もしくは6等分にして、厚さ1cm位の円形に成型します。
(3)フライパンにサラダ油を熱し、(2)を焼きます。焼き色が付いたらひっくり返して焼きます。反対の面に焼き色が付いたら完成です。
お好みで海苔やたれをつけて食べると、より美味しくなります。
れんこんのキムチきんぴら
定番のきんぴらですが、味付けには砂糖やみりんを使わず、キムチで味付けをします。
キムチに含まれる辛み成分が、脂肪燃焼をサポートします。
材料(2人分)
れんこん 80g
キムチ 40g
ごま油 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
作り方
(1)れんこんは皮を除いて5mmの薄さの輪切り、もしくは半月切りにして水にさらします。
(2)フライパンにごま油を熱し、水気を切った(1)を入れて炒めます。れんこんが半透明になってきたら、キムチを入れて炒めます。最後にしょうゆを加えてさっと炒めたら完成です。
ダイエットの食事というと、美味しくないイメージがある人も少なくないと思いますが、れんこんであれば美味しくスリムボディに近づけます。ぜひ、お弁当の一品や夕食の一品にプラスしてみてください。
(栄養士・ヘルシー料理研究家 fumie)
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