おなじみの卵は、栄養豊富で理想的な食材です。
ところが、食べ過ぎたり、食べ方を誤ったりすると、汚腸の原因になることも。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、卵の食べ方の注意点とともに、ダイエットや美容に効果的な食べ方をご紹介します。
■卵はほとんどの栄養素を含む、完全栄養食品
卵は、良質なたんぱく質をはじめ、からだに必要な栄養素のほとんどが含まれている、完全栄養食品といわれています。
健やかな肌や髪への栄養補給として、積極的に摂っていきましょう。
■ここに注意して!意識したい卵の食べ方3つ
(1)●●と一緒に摂る
完全栄養食品といわれる優秀な卵ですが、ビタミンCが含まれていません。
ですので、卵料理には必ずビタミンCを含む食材を添えて食べるように心がけてください。
また、食物繊維も含まれていないので、汚腸を防ぐためにも、食物繊維を豊富に含む食材と組み合わせて食べるようにしましょう。
(2)脂質の摂り過ぎにならないように
また、卵は脂質を含む食材でもあります。
そこで、調理する際には脂質の摂り過ぎにならないよう注意してください。
ゆで卵にはマヨネーズが合いますが、控えめに使うように。
オムレツやスクランブルエッグを作るときも、あまりたっぷりのバターを使わず、少量のオリーブオイルで仕上げるようにするとよいでしょう。
(3)生卵の食べ方にもご注意を
さらに、卵には皮膚や粘膜の健康を助けて、脂質の代謝をサポートするビオチンというビタミンが含まれています。
美肌とダイエットに役立つ栄養素ですが、生の白身の部分を大量に長期間食べ続けていると、ビオチンの欠乏症になることがわかっています。
生卵が好きで頻繁に食べるという方は、白身の部分にだけは火を通すようにすると安心できるでしょう。
■美肌・アンチエイジングに!卵のおすすめレシピ
(1)ゆで卵とブロッコリーのミモザサラダ
ビタミンCと食物繊維が摂れるブロッコリーを使った食べ応えのあるサラダ。マヨネーズを使わない低脂質レシピです。
材料(作りやすい分量)
卵 3個
ブロッコリー 1株
酢 大さじ1
すりごま 大さじ1
マスタード 小さじ1
塩、こしょう 適宜
作り方
(1)卵は固ゆでにしてつぶし、酢、すりごま、マスタード、塩、こしょうを加えてよく混ぜ合わせておきます。
(2)ブロッコリーは小房に分けて、固めに茹でます。
(3)(1)と(2)を和えれば完成です。
(2)小松菜としめじのキッシュ風オムレツ
フライパンで作るキッシュ風のオムレツ。こちらもビタミンCと食物繊維が補えます。
材料(2人分)
卵 3個
小松菜 100g
しめじ 50g
牛乳 大さじ3
粉チーズ 大さじ1
塩、こしょう 適宜
オリーブオイル 大さじ1
作り方
(1)小松菜は3cm幅に切り、しめじは石づきを取って小房に分け、塩、こしょうを振っておきます。
(2)ボウルに卵を割り入れ、(1)、牛乳、粉チーズを入れてよく混ぜ合わせます。
(3)フライパンにオリーブオイルをひいて熱し、(2)を流し入れたら蓋をして、中火で2分ほど火を通し、その後弱火で5分ほど卵が固まるまで焼けば完成です。
大人の女性にうれしい栄養素がふんだんに含まれた卵は、食べ方次第で美とアンチエイジングの強い味方になります。いつも冷蔵庫に常備して、美味しくお召し上がりくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※タマゴ – わかさ生活
※ビオチン – わかさ生活
※若い世代ほど腸内環境が乱れている!? 肉類の摂りすぎに注意して、腸内の悪玉菌を減らそう! – 大正製薬
※卵に含まれる栄養素とは?おすすめの卵の食べ方やレシピを紹介 – サントリーウエルネス