食べるならダークチョコレートが美容に良いと分かっていても「やっぱりチョコレートは甘いほう好き!」という方も多いですよね。
板チョコのまま食べるダークチョコレートは、なんだか味気なく感じてしまう人もいると思います。
そこで、健康と美容に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、ダークチョコレートにひと工夫して美味しく食べる方法をご紹介します。
■ダークチョコレートじゃなきゃダメな理由
チョコレートの血液の流れをスムーズしたり冷えを取ったりする働きは、エピカテキンなどカカオポリフェノールによるもの。そのため、カカオ含有量の低いミルクチョコレートではその恩恵が感じられないと言われています。ローマ大学で行われた実験でも、ダークチョコレートを食べたチームは血流が改善して歩行能力の上昇がみられたのに対し、ミルクチョコレートではその改善が見られなかったとのこと。美容と健康のためにチョコレートを食べるのであれば、やはりダークチョコレートがおすすめのようですね。
■ダークチョコレートを美味しく食べるレシピ4つ
(1)ドライフルーツチョコ
ダークチョコレートを湯銭で溶かし、ドライフルーツをコーティングしましょう。ドライフルーツの自然な甘みと、ダークチョコレートの苦みがベストマッチ!
(2)ミルクチョコレート風ダークチョコ
無糖のピーナッツバター、もしくはアーモンドをペースト状になるまでミルサーで撹拌してアーモンドバターを作ります。ダークチョコレートを湯銭で溶かし、ナッツバターを加えて良く混ぜ、冷やし固めます。甘みが欲しい方は、アガぺシロップやハチミツなどを加えましょう。ナッツペーストを加えることで、ミルクチョコレートのようなまろやかな味になります。ダークチョコレート100gに対し、ナッツバター40g程度が目安ですが、お好みで分量は調節して下さい。
(3)チョコクランチ
ダークチョコレートを湯銭で溶かし、シリアルを加えて、ひと口大にまとめ冷やし固めます。お好みで、細かく切ったナッツやドライフルーツを入れても美味しいですよ。
(4)マシュマロ入りチョコバー
ダークチョコレートを溶かし、お好みのナッツと4等分にしたマシュマロを加え冷やし固めます。ダークチョコレート100gに対し、ナッツ50g、マシュマロ大4個程度が目安です。
カカオポリフェノールたっぷりのダークチョコレート。ドライフルーツやナッツも、ポリフェノールや食物繊維、ビタミン、ミネラルたっぷりのビューティーおやつです。一緒に食べればビューティー効果がUPしちゃうかも!? 是非、チャレンジしてみて下さいね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」(2018年・日東書院本社)、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)
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