「バーピー」というエクササイズをご存知でしょうか? 笑ってしまうくらい、とてもきつい代謝アップエクササイズです。
しかし筋トレかつ、全身の有酸素運動になり、痩せ効果は抜群。自宅で畳1畳ほどのスペースでできます。
数分で十分な効果を得られるとなると、やってみたいと思いませんか?
今回は「バーピー」のやり方と注意点、効果的なトレーニング頻度などをお伝えします。
■「バーピー」の効果はこんなに沢山!
1)有酸素運動効果:呼吸をしながらリズミックに動くことで、有酸素運動の効果が期待できます。
2)筋トレ効果:全身の筋肉、とくに腹筋背筋を使うため、ウェストシェイプ効果が期待できます。
3)体幹力アップ:動きのコントロールをするため、コアをしっかり使うことになり鍛えられます。
4)代謝アップ:全身の筋肉量が増えるため、代謝力がアップ。痩せやすい身体になります。
■「バーピー」にチャレンジ
始める前にストレッチするポイント
手首と足首を回し、肩もしっかり回しておきましょう。
やり方
1)まっすぐに立ちます。ヨガやピラティスのマットを使う場合は、マットの前側に立ちます。
2)膝を曲げスクワットの体勢へ。両足の横に手をしっかりつきます。
3)ジャンプバックして腕立て伏せ(プランク)の体勢へ。この時、手首の真上に肩が来るようにしないと、手首を痛めるので注意してください。
4)手と手の間へ一気にジャンプイン。
5)立ち上がり、気をつけの姿勢に戻ります。
1〜5で1セットです。
いつ息をしたら良いのかわからず、息が止まってしまうようであれば、1)で吸い、2)3)4)を吐き続け、5)で息を吸いながら立ち上がるようにしてみてください。効率的な有酸素運動になりますよ。
回数と頻度
初回は無理がないように、5セット〜10セットから始めてみましょう。どんどん筋力アップし動きに慣れてくるので、やるたびに回数を増やしていきます。
しんどいなと思う回数まで行うと、しっかりとしたエクササイズになります。
毎日やらなくてもOKです。筋肉の回復期を考慮すると、1〜2日おき、週3回ほどが効果的です。
注意点
1)どこか身体に痛みやふらつきを感じたらエクササイズをやめましょう。
2)騒音が気になる環境で行う場合は、ピラティス用の厚めのマットやジョイントマットやコルクマットなどを敷いた上で行うと良いと思います。
筋力及び体幹力がついて慣れてくると、体重や動き方をコントロールすることができ、あまり大きな音を立てずに行うことができるようになります。
「バーピー」は、効率的な時短エクササイズ。仕事や家事、子育てなどで毎日忙しくても美しくいたい40~50代にとって、短時間で効果が高いというのは嬉しいですね。
特に、ダイエットしたいという方にはおすすめのエクササイズです。ぜひお試し下さい。
(顔ヨガインストラクター/ヨガインストラクター 千葉 ゆか)
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