「和食」は多様な食材を使い、栄養バランスに優れた健康的な食事と言われています。そんな和の食材は、美肌作りにも役立つんです。和のちょい足し食材を、過去の記事の中から一挙にご紹介します。
■うまみの素「ダシ」は美肌の素でもあった!
昆布は身体の新陳代謝アップ
昆布には、身体の新陳代謝をよくするミネラル・ヨウ素に加え、肌荒れを防ぐビタミンB2も含んでいます。肌はもちろん、健康な髪や爪を作ることにも役立ちそう。
鰹節の「メチオニン」は美髪にも効果あり!?
メチオニンは必須アミノ酸のひとつ。体内の抗酸化作用を高める働きをしています。これにより細胞の老化抑制や免疫力アップが期待できるのです。サラダや豆腐にそのままかけてもおいしいかつお節は使い方いろいろ! 美肌・美髪に活かしましょう。
■「味噌汁」を「飲む美容液」に進化させる食材3つ
味噌汁に+αで加えるとよい食材をご紹介します。
(1)美肌志向なら「シジミ」
肝臓の解毒機能が弱まると毒素がたまり、肌荒れ、ターンオーバーの乱れの原因に。シジミに含まれる「オルニチン」は、肝機能を改善してくれることが判っています。一度冷凍するとオルニチンが8倍になるそうなので、試さない手はありませんね!
(2)うるうる瞳に「ほうれん草」
ほうれん草に含まれる天然色素ルテイン。目の中の黄斑部や水晶体に存在し、PCやスマホのブルーライトから発生する紫外線を吸収して瞳をダメージから守ります。
(3)冷え取りに「オリーブオイル」
何も入っていない80℃の白湯は、50分後に38.9℃まで下がっていたのに対し、オリーブオイル入りの白湯は46.3℃を保っていたという実験結果も。味噌とオリーブオイルは相性が良いので、冷えが気になる方はプラスしてみて!
■ひと振りでプロの味!?お肌も喜ぶ「きな粉」の秘密
和菓子に使われるイメージの強いきな粉は、隠し味としても活躍!
(1)大豆イソフラボン
きな粉は大さじ1杯で、約16mgもの大豆イソフラボンを摂取できます。1日40~50mgを目安に摂ると良いと言われていますが、日本人の平均摂取量は18mgとかなり低め。きな粉を1日大さじ1杯プラスすれば目標値に近づけますね!
(2)ピラジン
豆などを炒ると生まれる香り成分「ピラジン」。血管を緩めて血流量を増加させると言われています。とくに手足の温度の上昇を助けてくれることが分かっています。
(3)グルタミン酸
うま味成分「グルタミン酸」は非常に高い吸湿・保湿効果をもつ天然保湿成分の材料なのです。お肌を乾燥から守るため、積極的に摂りたい成分。
保存がしやすく身近な食材ばかりですね。普段の食事にプラスして、美肌づくりに役立ててみてはいかがですか?
(つやプラ編集部)