年齢を重ねるごとに、少しずつ変化していく「顔」。シミやシワ、たるみなどが増えるだけでなく、顔が大きく見えてしまうことはご存じですか?
今回は、コスメコンシェルジュの筆者が、顔の大きさに変化を感じる理由と、フェイスラインをすっきり見せる簡単な小顔テクニックをご紹介します。
■顔が大きくなるのはなぜ?
私たちの顔はさまざまな原因で、大きさが変わったように感じます。
筋肉のゆるみ
表情が乏しくなると筋肉がゆるみ、頬やフェイスラインがたるんだ印象になることがあります。
コリやリンパのつまり
コリやリンパのつまりも顔の大きさに影響を与えます。血行やリンパの流れが悪くなるとむくみが生じやすくなり、顔が大きく見えてしまいます。
つやプラ世代の女性は、これらの原因が複合的に起こっている場合が多いので、簡単にできる方法で日頃からケアしていくことが大切です。
■フェイスラインをすっきり見せる「小顔テク」4つ
(1)口角アップを常に意識
顔の筋肉を鍛えるエクササイズはいくつもありますが、手間や時間がかかるものは続けるのが大変ですね。
最も簡単なのが、口角アップを意識することです。日頃から笑顔を心がけて口角を上げておくだけで、頬の筋肉を鍛えることができます。
1人の時や誰かといる時も、自然にできるのがうれしいですね。笑顔の習慣をつけることで、気持ちも前向きになりやすいですよ。
(2)首のコリは、上を向いてさするだけですっきり
デスクワークや携帯電話の使用などで、首がコリやすい状態になることがあります。首のコリは、顔のむくみにも影響を与えるので、血液やリンパを流しておきたいですね。
首のコリにおすすめのケアをご紹介します。
やり方
(1)ゆっくりと上を向いて首を反らし、10秒間キープします。
(2)頭を下げて両手の人差し指、中指、薬指の3本を首の付け根(耳の下あたり)におき、首から肩にかけてなで下ろし、3本の指で肩を5秒間ぐっと押します。
(3)続けて、肩から鎖骨にかけてなで下ろします。
上を向く時は椅子に座って背もたれに頭を乗せて行うと、負担も少なく気持ちよく行うことができます。これだけですっきりするので、疲れを感じたらマメに行うクセをつけてはいかがでしょうか。
(3)フェイスラインは、あごから耳下にかけて流す
あごと首の境目となる「フェイスライン」がもたついた印象になると、顔が大きく見えてしまいます。手軽にできるお手入れで、すっきりとしたフェイスラインを手に入れましょう。
やり方
(1)右手をグーにし、人差し指と中指の第二関節であごを挟むように中央部分にそえます。
(2)人差し指と中指の第二関節を、左耳の下に向けて10回すべらせます。
(3)反対も同様に行いましょう。
痛気持ちいいくらいの感覚で行うことがポイントです。
(4)顔周りはファンデーション無しで、自然なシェーディングに
小顔効果は、メイクで狙うこともできます。
ポイントは、ファンデーションを塗る時に顔の周りには塗らないことです。もともとの肌色を生かして、自然なシェーディング効果を得ることができます。
シェーディングを塗るのは面倒という方でも、簡単にできるテクニックですね。
毎日続けるためには、お手入れもメイクも簡単な方法を覚えておくのがポイントです。無理なく継続できる方法で、すっきりとしたフェイスラインを手に入れてみませんか?
(コスメコンシェルジュ 古賀令奈
フリーライター/エディター/コスメコンシェルジュ。美容・ヘルスケアを中心として「わかりやすく試しやすい」をコンセプトに執筆。日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュを取得し、美容法の提案活動も展開。)
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